イオンが販売を開始した自社栽培の新米=7日、東京都江東区 イオンは7日、自社で栽培・収穫した2025年産米の販売を首都圏47店舗で始めた。「あきたこまち」「コシヒカリ」など4品種で、価格は5キロ4298円。新米は5000円程度で販売されるケースが多いが、コストを抑えた自社製品で需要開拓を狙う。
イオンは15年から埼玉県の直営農場で栽培したコメを県内数店舗で販売していたが、作付面積を拡大した。今後5年間でさらに3倍以上にし、販売店舗も首都圏以外に広げる方針だ。
東京都江東区のイオンスタイル南砂であきたこまちを購入した70代の女性は、「年金生活なので安くてありがたい」と話した。