映画『メモリィズ』公開記念舞台あいさつに参加した香椎由宇 (C)ORICON NewS inc. 俳優の香椎由宇が13日、都内で行われた映画『メモリィズ』の公開記念舞台あいさつに登壇した。
【写真】ダブルピースで公開を喜ぶ香椎由宇や柄本佑 本作は、初の長編監督作となる坂西未郁が手がけるオリジナル作品。スマートフォンで日々の瞬間を記録し、共有する現代において、「記憶」とは何か。写真や映像を通して積み重なっていく“記憶”と、家族の時間を丁寧に描き出す。
柄本が演じる物語の主人公・雄太は、骨折した義父の世話をするため、九州の田舎町にある写真館を訪れる。義父の仕事を手伝いながら、東京で暮らす妻と娘とスマートフォンで映像を送り合い、離れていてもつながり続ける家族の日常が描かれる。大きな事件は起こらないものの、日々の何気ない瞬間とその記録の積み重ねが、家族の人生の時間を静かに浮かび上がらせていく。
家族の大切な記憶を象徴する人物として香椎が出演する。出演を決めた経緯について香椎は「お話をいただいた時に『ちょっと読みづらい台本なんですけど』と渡されたんです。『読みづらい台本?』と思いながら読んだ。私は読みづらいとは思わず、いい気に読んだ。早い時点から涙が止まらなくなった。監督の流れている空気感が伝わった。『これは、この中に入りたい』と思った」と明かす。そして「しかも、セリフもないし。こんなおいしい役はなかなかない!」と香椎が話すと、柄本佑は「セリフがないのはおいしい役なの?」と苦笑いでツッコミが。香椎は「覚えることがないので(笑)。ただただ雰囲気と、みなさんから愛されるように、だけで作品に入れる。役者冥利に尽きると思って、すぐに返事をした」と笑いながら説明していた。
舞台あいさつには、イッセー尾形、坂西未郁監督も参加した。