香椎由宇、オファー受けた理由は「セリフがなく、覚えることがない。おいしい役、なかなかない」

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2026年06月13日 12:21  日刊スポーツ

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映画「メモリィズ」公開記念舞台あいさつに登壇した香椎由宇(撮影・村上幸将)

香椎由宇(39)が13日、東京・新宿ピカデリーで行われた、柄本佑(39)の主演映画「メモリィズ」(坂西未郁監督)公開記念舞台あいさつに登壇。「セリフがなく、こんなおいしい役、なかなかない。覚えることがないぞ、と」とオファーを受けた理由を、笑顔交じりで明かした。これには、柄本も「おいしいんだ?」と笑った。


「メモリィズ」は、今作が初の長編作品となる坂西監督が、脚本も手がけたオリジナル作品。柄本は劇中で、イッセー尾形(74)が演じた足を骨折した義父・誠が回復するまで身の回りの世話をするため、九州の田舎町へやって来た雄太を演じた。香椎は、家族の大切な記憶を象徴する詩織を演じた。同監督は14日、北米を代表するトライベッカ映画祭でフィクション部門最優秀新人長編監督賞を日本人で初受賞した。


香椎は、オファーを受けた理由を聞かれると「写真集を1回だけ出していて…リトルモアから」と、製作・配給のリトルモアとの縁からだと説明。オファーの際「読みにくい台本だよ」と言って台本を渡されたが「読みづらくなく。早い段階から涙が止まらなかった。この中に入りたいと思った」と振り返った。そして「人にどう伝えるか、難しいけれど伝えたい作品。1人でもジンワリできるし、1人で考えた方が良い作品。1人で見に行って、と勧めています」と作品を評した。


◆「メモリィズ」 雄太は。誠が営む昔ながらの写真館の仕事を手伝いながら、東京にいる妻ゆき(穂志もえか)と娘との間で、スマホで撮った映像を交わす。大きな事件は何も起こらないが、日々のささいな出来事と、その記録と記憶の連なりに、家族の人生という長い時間の存在が、静かに、鮮やかに浮かび上がってくる。坂西監督は、京都造形芸術大(現・京都芸術学)在学中に短編映画「すこしのあいだ」でISCA最優秀作品賞、「夜のこと」で最優秀学科賞を受賞。卒業後は石井裕也監督の助監督や土井裕泰監督作のメイキングカメラマンを務めてきた。

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