<許す?許さない?>ゲームに課金したい小学生の子ども。禁止するよりも勉強になる方法は?

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2024年08月30日 19:30  ママスタセレクト

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ゲームをしていると、キャラクターを強くしたりレアアイテムを手に入れたりするために課金をするケースも少なくないようです。でもそれが小学生の子どもの場合、課金をするかどうかは親として悩みどころでしょう。ママスタコミュニティのあるママから、こんな相談がありました。
『小学生高学年の息子が友達がみんなゲームの課金をしているから、自分もやらせてほしいと主張してくる。お年玉が残っているから、それを使いたいと。私と旦那は課金は自分で稼いだお金でやるべきと思っているので、ずっと却下している。息子はお年玉をもらったそばから全額ゲームセンターで使おうとするタイプだから、お金の価値を理解するまでは絶対にさせない。そもそも課金は人からもらったお金ですることではない気がする。課金について、みんなはどう思う?』
小学生の息子さんが、ゲームに課金をしたいとのこと。そのお金は息子さんがもらったお年玉から出すそうで、親におねだりをしているわけではありません。それでも投稿者さんと旦那さんは、今の時点では課金には反対しています。息子さんからすれば自分にもらったお金ですし、友達が課金をしているので自分もしたいと思ってしまいますよね。ゲームの課金について他のママたちは、どのように考えているのでしょうか。

「友達が課金をしている」は全く関係ない


『うちは課金禁止。課金するくらいならゲームはやるなという考え。「友達はみんな」は全く関係ない。「だから何?」という話』
投稿者の息子さんは、友達がゲームに課金をしているから自分もしたいと主張しています。そうすることで友達との会話が弾むなど、関係性が保てるのかもしれませんね。でも「友達がしているから自分も」という考えを受け入れられない家庭も少なくないのでしょう。そこには一度課金を許してしまうとその後もずっと課金をすることになり、しかもどんどん金額も増えるなどエスカレートしていくのでは……そんな恐れもあるのかもしれません。

そもそも課金の話になるのはわかっていたのでは?

『子どもにゲーム与えておいて「人からもらったお金だから、課金はダメ」という考えなら、初めから課金ありのゲームはやらせたらダメでしょう。友達が課金していたら同じようにやってみたくなるのは目に見えていたよね?』
課金ができるゲームをOKにした時点で、いつか課金の話が出るのはわかっていたことではないでしょうか。子どもも最初のうちは課金を我慢できたとしても、周りの友達の話を聞く中で課金をしたくなっていくでしょう。親ならば子どもの性格を考えたて、お年玉やお小遣いを使って課金をしたいと言い出すことは予想できたはず。そのような意見も寄せられました。

課金でお金を使うのも金銭教育の一環

『投稿者さんは「人からもらったお金でするものではない」と言っているけれど、それはバイトができるようになるまで禁止ということ? お年玉やお小遣いからやりくりさせるのも勉強のうちなのでは?』
『自分は「無駄遣いも多少は教育のうち」との感覚がある。後から「あれは無駄だったな」と反省するところまで、少額ですむうちに体験させておきたい。だからうちはお小遣いの範囲なら課金OKだよ』
『お金の価値を理解させるのなら、自分で好きに使わせて「なくなったからお小遣いが欲しい」と言われたときにピシャリと却下した方が身にしみるとは思う』
子どもにお金の使い方を教えるのは、親にとって重要な役目の1つでしょう。例えばお小遣いをやりくりしながら、ほしいものを買うようにするのも金銭教育になってきますね。ほしいものは子どもによって違ってきて、それがゲームの課金になることもあるのでしょう。もしかしたら課金にお金を使ったことを後悔するかもしれませんが、それも勉強のうち。金額が少ないうちにお金の使い方を経験させることで、後々大きな失敗にならないようにするのも大切ではないでしょうか。

ルールを決めて、課金を許可する方法もある


『知り合いのお子さんの話でごめんね。中学の頃、親から反対された反動で7万円くらいを勝手に課金していたみたい。今となれば金額を決めて経験させた方がよかったのかなと後悔していたよ』
このまま課金を禁止していると、いつかその反動が出る可能性もあるかもしれません。あるママの知り合いのお子さんは、ずっと我慢をしていた反動で、親に内緒で高額な課金をしていたのだそう。それがわかったときは親御さんもショックだったでしょうし、お子さんも親に対して申し訳ない気持ちでいっぱいだったのではないでしょうか。お互いにそのような思いはしたくないですから、子どもには課金を許すことを考えてもよいのかもしれません。ただ無制限に許してしまうと子どもはお金があるだけ使ってしまう恐れもあるので、ルールが大切になってくるでしょう。
『お小遣いの範囲で年4回までOKにしている』
『いくらまでならOKと、金額を決めてすればいいんじゃない?』
家庭によって、さまざまなルールがあるようです。課金の回数を決めたり、1回あたりの課金額を決めたりすることもできそうですね。また課金は必ず親が見ているときにするなど、親が確認できる状況も作っておくのもよいのではないでしょうか。ルールを決めることで、子どももコソコソ隠れて課金をすることもないでしょう。こうしておくことで無断課金が発覚したときの嫌な気持ちをお互いに味わうこともなく、良好な親子関係を保てるのかもしれません。

ゲームへの課金を許すかどうかは、それぞれの家庭によって考え方が違ってきます。最終的には、お子さんとの話し合いが必要になるのでしょう。お互いの気持ちを汲み取りながら、最善の策が取れるとよいですね。

文・こもも 編集・ここのえ イラスト・神谷もち

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  • そもそもゲーム自体をさせない。 特にうちの子は!時間守らないし、好き勝手するから。
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