「頭にきすぎて暴言吐きそう」八潮陥没事故を“ネタ化”のYouTuberが大炎上、しれっと削除が火に油

　登録者数172万人を誇る人気YouTubeチャンネル『中町兄妹』。兄の中町JPと妹の中町綾によるチャンネルで、それぞれの個人チャンネルの登録者数も158万人、66万人。若者を中心に絶大な人気を誇っている。

　そんな兄妹が現在ネット上で大炎上中。いったい何があったのだろうか。

「2月2日に『中町兄妹』のチャンネルに投稿された動画内で、埼玉県八潮市の道路陥没事故と陥没した道路に転落したトラックについて語っていると思われる一幕がありました。綾さんが『最近だと、穴が開いて落ちちゃって。トラックがハマっちゃって』と切り出すと、兄妹揃って明るいトーンで会話を繰り広げ、JPさんが『死なないような生き方をずっとしてるんだ』と相槌をうつと、綾さんはこれに『マジで日々どう生きるかを常に学んでる』『で、秒で死んだらおもろいよね』と返答。

　現在も事故現場では救助活動が続けられていることを知ってか知らずか、いずれにせよ事故と“生死”を結びつけて話す姿勢は不謹慎と言わざるを得ません。この会話内容がSNS上で大きく拡散され、批判が殺到しているのです」（スポーツ紙記者、以下同）

《頭に来過ぎて暴言吐きそうになった》
《なんでこんな事ネタに出来るの》
《人として最低限の感性が備わってない》
《このYouTuberに登録している人も同じレベルに思ってしまう》
《人の生死が掛かっている事を笑い話にするとか、こういう輩は意味がわからない》

　などと、ネット上では酷評の嵐。

《このまま知らないフリするんですか?》

　ファンの一部はこうした指摘に対し、“悪意のある切り取り”と兄妹を擁護している。だが、批判が広がり続ける背景には“事後対応”のまずさもある。

「この動画は公開当初から一部ファンから不謹慎だと指摘されていました。しかし、いつの間にかそのシーンが動画から“カット”され、コメント欄で問題を指摘した視聴者の文言も削除。“カット”したシーンがSNSで拡散されると、今度は動画そのものを削除しました。

　批判をよそに、2月6日には『中町兄妹』のチャンネルに新しい動画を投稿しています。7日時点では動画削除の理由説明や謝罪といった動きはなく、まるで何事もなかったかのよう。こうした対応も批判されているのです」

　実際、ネット上では、

《このまま知らないフリするんですか?》
《無かったことにしようとして本当色々と理解できないし、腹が立つし、心底引く》

　という声も寄せられている。

「この兄妹は過去にも、飲食店に対する綾さんの失礼発言で炎上したことがありました。その際はすぐさま対応し、綾さんは謝罪としてその飲食店で働くと発表。ところが事前に告知してしまったがためにファンが殺到し、近隣の迷惑になっていました。残念ながら今回の炎上は性質が異なりますから、同じような奇を衒った謝罪方法はできないでしょう。今後どのように対応するのか、はたまた何もせずに沈静化を狙うのか……注目です」（エンタメライター）

　兄弟の絆が試される？