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気象庁は今日13日、最新の1か月予報を発表しました。来週は昼間でも気温がひとケタの寒さの日がありますが、その先は気温がかなり高くなる予想で、気温の変化が大きくなるでしょう。体調管理に注意してください。今月下旬には桜の開花ラッシュとなりそうです。
●気温の変化が激しい 来週半ばは昼間でも気温ひとケタの寒さ
気象庁は今日13日、最新の1か月予報を発表しました。
それによりますと、日本付近の上空の気温はこの先1か月平均では、北日本を中心に平年より高い予想です。ただ、期間を区切ると、来週中ごろは強い寒気が流れ込んで、その後、暖かい空気が流れ込む予想となっています。そのため、気温の変化が大きいでしょう。
今日13日は5月並みの陽気となった所もありましたが、来週の中ごろには寒気の影響を受け、東京や大阪などで昼間でも10℃に届かずひとケタの気温となり、冬の寒さが戻るでしょう。今週末から来週にかけての平均気温は全国的に「平年より低い」予想です。
一方、寒気が抜けたあとは、暖かい空気が流れ込みやすくなり、今月下旬は北日本から西日本で「平年より高い」予想となっています。また、北海道から中国・四国には「高温に関する早期天候情報」が発表され、この時期としては「かなり高い」気温が予想されています。ゴールデンウィークのころの陽気となって、日中は上着を脱いで、長袖のシャツ一枚で過ごせるような日もありそうです。
気温差が大きくなるため、日々の天気予報では天気とともに気温も確認し、服装選びを慎重になさってください。
沖縄・奄美は寒気の影響を受けやすいため、気温は平年より低い傾向です。
●今月下旬は気温が「かなり高い」 桜の開花ラッシュへ
今月下旬に入ると北日本から西日本で、平年より高い気温となり、桜の開花ラッシュとなりそうです。昨日12日に日本気象協会が発表した最新の桜の開花予想では、3月16日に愛媛県の宇和島で全国一番に開花する予想で、22日には東京や宮崎、23日には鹿児島、高知、24日には福岡、25日には名古屋、27日には広島や大阪で開花を迎える予想です。
桜は開花から5日〜1週間程度で満開を迎え、今月末には見ごろを迎える所もありそうです。気温が平年より高い傾向とはいえ、朝晩と日中の気温差が大きい時期ですので、夜桜見物の際は上着を用意して身体を冷やさないよう、注意してください。
※宇和島は気象台の標本木ではなく日本気象協会の独自観測地点です。
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●予想される天候
この先1か月は、天気は全国的にこの時期らしく周期的に変わるでしょう。北日本は低気圧や前線の影響を受ける時期があるため、降水量は「平年並みか多い」予想です。
日照時間は全国的に「平年並み」でしょう。
【北日本】北海道・東北地方
【東日本】関東甲信・北陸・東海地方
【西日本】近畿・中国・四国・九州北部地方・九州南部
【沖縄・奄美】鹿児島県奄美地方・沖縄地方
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