限定公開( 28 )
日本テレビ福田博之社長が20日、都内の同局で、過去のコンプライアンス上の問題行為発覚を受けて「ザ!鉄腕!DASH!!」降板が決まった国分太一について、取材対応を行った。複数の問題行為を把握したとしており、出演継続することは適切でないと判断したという。番組は継続する。
福田社長は「国分太一さんにつきまして、過去に複数の問題行為が発覚しましたので、日本テレビ放送網の臨時取締役会にてレギュラー出演中の降板を正式決定いたしました。ご本人にはお伝え、了承していただいています。プライバシー保護の観点から、行為につきましては、お話しすることができません。私からのご説明も限られたものになってしまいますが、長く番組をたくさんの方々に愛していただいていることでございます。社長の私の口から本件をお伝えするべきと考え、みなさまにお集まりいただきました」などと語った。
国分の様子については「本当に申し訳ないと思っている」などと話していたことも明かした。福田社長自身は5月27日に問題を把握したといい、問題行為が行われた時期についてや「ザ!鉄腕!DASH!!」で起きた問題なのかどうかについては明かさず。刑事告訴などについては「考えておりません」とした。臨時取締役会を経ての決定については「番組によって対応が変わるわけではない」とし、「ガバナンスをきかせた判断をする必要があると判断したのでこうした対応になりました」と話した。
降板については第三者の弁護士による調査結果などを踏まえて決定し、同日に日本テレビホールディングスおよび日本テレビ放送網の臨時取締役会を招集して承認を得たことも明かした。国分とも話し合っており、降板決定を伝え、本人も了承したという。
また、問題行為の詳細についてはプライバシー等の観点から配慮すべき点が多いといい、説明を控えるとした。日本テレビは、「弊社の『コンプライアンス憲章』に基づき、今後とも適切に対処してまいります」とコメントした。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。