松山千春が石破首相に本音「やってくれるんじゃないかってこと、結局1つもやってくれなかった」

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2025年09月08日 06:47  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

松山千春(2025年撮影)

歌手松山千春(69)が7日、FM NACK5「松山千春 ON THE RADIO」(日曜午後9時)に生出演。緊急の記者会見を行い、辞任する意向を正式に表明した石破茂首相(68)について言及した。


松山は「(石破氏が)鳥取出身っていうことでね。石破さんの場合は長い間、主流から離れていた。反主流…反主流とも言えないな。そんなにパワーはなかったからな。日陰といえば日陰にいたわけだよな」と切り出した。


「その石破さんが総理になられて。やってくれるんじゃないかって思うこと、結局なんか1つもやってくれなかったなぁ、みたいなな。すごいあるんだよな俺。みんなはどうか分からないぞ。当然、石破さん頑張ったじゃないかと。それこそ国会前には『石破辞めるな』とかいうね。気持ちはね十分、分かるんだけどね」と語った。


続けて「石破さんの今までのスタイルをもってしたらね、それこそ『財務省? 何言ってんだ、関係ないよ、バカヤロー』ってね。『国民からどんどん税金取ってもしょうがないだろ、もうちょっと税金のことも考えて』『まずはガソリンの暫定税率なんてね、こんなの必要ないだろ、他のもので手当できるじゃないか』ぐらいのことをさ、やってくれるのかなと思ったらさ、いきなり2万円給付するとかさ。まだ給付されてないんだけどさ。あの話は消えちゃったんだろうな。俺もそう思うんだけどさ。これが石破さんだったなぁっていうな、はっきりしないんだよな。それが悔しくてしょうがないんだよな」と語った。


さらに「俺は石破さん、嫌いじゃないから。どっちかといったら好きなタイプなんだよ。そしたら、好きなタイプな人にはその人らしく、やってもらいたい。周りの連中がね『総理、そんなことはできませんよ』とかな。それこそ、自分でつくった内閣の連中が『総理、それはちょっと』って言っても『何言ってんだ、俺が総理だ。俺が総理大臣なんだから』ってやってくれるぐらいやってもらいたかったな。残念だな」と本音を吐露した。


生放送は北海道札幌市のSTVラジオで行われた。


石破首相は参院選大敗で退陣圧力を受けても意地で続投してきたが、総裁前倒しの動きが勢いを増し、万策尽きた。石破首相は総裁選前倒しになった場合を想定し、「解散カード」をちらつかせてきたが効果はなく、権力者として毅然(きぜん)とした責任が取れないまま、40日近い「政治空白」を生んだ。


最後は、6日に2時間会談し、二人三脚で来た小泉進次郎農相が促した「自発的辞任」という進言を受け入れた。


自民党は10月上旬にも総裁選を行う。国民が期待した石破政権は、選挙大敗とその後の首相本人の「迷走」という負の要素をもって、約1年で幕を閉じる見通しだ。

このニュースに関するつぶやき

  • 無能は所詮無能。財務省に逆らえず、特亜に毅然とした態度を取れず、外国人ファーストな政策しか通せず、増税、給付って、ただの馬鹿だろ。初めから言われていた通りになっただけ。
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