「野球部のエースでモテていた」過去にすがる31歳男性の悲惨な末路。「もはや非モテ」な現状に気づけない理由

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2026年05月12日 16:20  日刊SPA!

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―[ゼロ恋愛 〜経験値ゼロから学ぶ恋愛講座〜/堺屋大地]―
 こんにちは、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地です。

 筆者はLINE公式サービスにて計1万件以上のチャット恋愛相談を受けてきました。また知人経由で対面の相談を受けることも多く、性別・年齢問わずさまざまな方の恋のお悩みをうかがい、知見を深めているのです。

 2020年国勢調査によれば、日本人の「生涯未婚率」(50歳時の未婚割合)は年々上昇しており、女性は17.8%、男性に至っては28.3%にも及びます。そんななかで、恋愛がうまくいかないという方々にも筆者の知見が少しでも役に立てばなによりです。

◆上から目線の彼氏とは別れたほうがいい?

※この記事は本人の許可を得て掲載しています。ただし、プライバシー保護のため実際のエピソードから一部変更しています。

 今回の相談者は、交際中の彼氏と別れるかどうか悩んでいる高井サヤさん(仮名・女性・31歳)。

「同い年の彼氏は一言で言うと俺様気質で、常に私は“下”に見られている感じなんです。交際前は俺様なところがかっこいいって思っちゃってたんですけど、いざ付き合ってみると、ただただ傲慢な人間なんじゃないかと気付いて……。

 彼って顔面は普通なんですけど、背が高くて体格も良くて、高校時代は野球部のエースだったから、スクールカーストの最上位にいたようなタイプだったみたいで。

 さすがに自分で“高校の1軍男子だった”なんて直接的なことは言いませんが、しょっちゅう高校時代にモテまくってたっていう武勇伝を語るので、それが彼のプライドの高さの根っこにあるんだろうなとは思います。

 だから私には『俺はいつ別れてもいい』、『お前なんかよりいい女といつでも付き合える』って豪語してて。でも彼女の私が言うのもなんですけど……、彼って高学歴なわけでも高年収なわけでもないし、かっこいい仕事に就いてたりすごい肩書きがあったりするわけでもないので、たぶんそんなにモテないんですよね(苦笑)」(サヤさん)

◆むしろ非モテの部類に入ってもおかしくない

「こんな男とは別れたほうがいいでしょうか?」と悩みを吐露するサヤさんに、筆者は次のように伝えていきました。

 まずは彼氏の内面を分析しますが、彼は“恋愛水準”を下げられない典型的なタイプなのでしょう。

 お金をたくさん持っていた時期の金銭感覚が抜けないことを“生活水準”を下げられないと言うように、“恋愛水準”を下げられないというのはモテていた頃の感覚が抜けないこと。

 サヤさんがおっしゃるように今の彼がモテるとは思えず、客観的に現在のスペックや性格面も考慮して分析すると、むしろ非モテの部類に入ってもおかしくないと感じます。

 そもそも学生時代と社会人とではモテるファクターはがらりと変わります。

 高校時代の女子たちからすれば、俺様キャラの野球部エースがとてもかっこよく見えるのは納得です。

 しかし、社会人になると俺様キャラは不評を買いがちですし、元野球部エースというのもさほどモテ要素にはなりません。そして運動神経に代わり、社会人になって頭角を現すモテ要素は、経済力や社会的地位になります。

 要するに彼の学生時代のストロングポイントは大人になると通用せず、大人になってからモテる要素を彼は獲得できていない。

◆あぐらをかいていた結果、悲惨な状況に…

 彼がもし自分の現在地を冷静に俯瞰できていれば、“高校時代はモテモテだったけどアラサーになった現在はもうモテなくなっている”という事実に気付けるのでしょうが、本人にその自覚はない様子。

 また、モテていた頃から謙虚かつ誠実であれば、“恋愛水準”を下げられなくてもそこまで問題はなかったのかもしれませんが、彼の場合、思いきり調子に乗って高飛車になってしまうタイプで、三十路を過ぎたいまも傲慢キャラでいるわけです。

 自分はモテ続けると過信して、あぐらをかいていた結果、彼は非モテの部類に転落してしまった。けれど彼自身はその現実に気付いていないという、悲惨な状況になってしまっているのではないでしょうか。

 さて、では本題。

 サヤさんはこんな彼氏とは別れるべきかどうかですが、まだ「別れる」と決断するのは時期尚早でしょう。とは言え、いまの段階で「別れてもいい」という覚悟は持っておくべきではあります。

 彼が自分を客観視できていなかったことに気付いて改心し、傲慢な性格を改善しようと努力してくれるかもしれないからです。

 ですから、サヤさんは彼ときちんと向き合って話し合う必要があります。

 話し合いの場では、今回筆者が分析・指摘したような内容を彼にしっかりと伝え、彼に自分の過ちへの自覚を促す。そのうえで「上から目線で見下すような性格が直らないなら、もう限界だから別れましょう。その性格を直してください」とでも伝えて、彼がサヤさんのために改心してくれることに賭けてみましょう。

◆“別れる覚悟”を持たないといけない

 ここまで説明すると、サヤさんは決心がついた様子でこう言いました。

「彼とこれからも仲良く付き合っていきたいなら、逆説的ですけど“別れる覚悟”を持たないといけないってことですね……!」(サヤさん)

 サヤさんの覚悟に彼が胸を打たれ、変わっていく努力をしてくれることを願っています。

<文/堺屋大地>

―[ゼロ恋愛 〜経験値ゼロから学ぶ恋愛講座〜/堺屋大地]―

【堺屋大地】
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。本連載意外に『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載、『コクハク』(日刊現代)で芸能コラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)、『女子SPA!』(扶桑社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。公式SNS(X)は@SakaiyaDaichi

このニュースに関するつぶやき

  • 穴モテでイケメン食えてた勘違い女も売れ残って非モテな現状だけど気づいてないって記事は書かんの?
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