超党派の社会保障国民会議の実務者会議で発言する自民党の小野寺五典税制調査会長(左から2人目)=22日午前、国会内 超党派の社会保障国民会議は22日、実務者会議を開き、高市政権が目指す食料品の消費税減税を巡り、再度協議を実施した。会議に参加する野党6党のうち5党は、来年4月から2年間、税率を1%に引き下げる中間取りまとめ案に反対。物価高対策として早期に給付措置を実施すべきだと主張し、与野党間の溝は埋まらなかった。
政権は月内に実務者会議の取りまとめを行い、8月上旬までの政府決定を目指すが、意見集約はいまだ見通せない。
会議では中道改革連合と公明党が、恒久減税でなければ2年後に増税になると指摘し、「来年4月を待たずに早急に定額給付を実施すべきだ」と主張。昨年の参院選で1年間の食品消費税減税を掲げた立憲民主党は、イラン情勢で状況が変わったとして「(減税より)即効性がある給付をいま打つべきだ」と訴えた。国民民主党とチームみらいも従来同様、早期の給付措置を求めた。

超党派の社会保障国民会議の実務者会議=22日午前、国会内