65歳以上の理想の最期は「周囲に迷惑をかけず自然に」 “お墓はいらない”派も4割 調査で見えた終活のリアル

8

2025年06月12日 06:50  まいどなニュース

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

まいどなニュース

あなたにとっての「理想の最期」とは?※画像はイメージです(tomoco_sozai/stock.adobe.com/)

人生の最期を迎える際に、あなたが最も重視することは一体何でしょうか。65歳以上の男女330人に聞いたところ、1位は「周囲に負担をかけないこと」でした。

【グラフ】あなたが最期を迎える際に「最も重視すること」は何ですか(調査結果を見る)

株式会社終活のまどぐちが運営する「終活と相続のまどぐち」が、2025年4月にインターネット上で行った「理想の最期」に関する意識調査で明らかになりました。

まず、「最期を迎える場所についての希望」を尋ねたところ、1位「特に考えていない」(46.7%)、2位「自宅」(38.5%)、3位「病院」(8.8%)という結果になりました。調査した同社は「65歳以上の人の半数以上が、最期を迎える場所について何かしら希望があるということが明らかになりました」と述べています。

次に、「最期を迎える際に最も重視することは何か」と聞いたところ、1位は「周囲に負担をかけずに」(38.8%)でした。また2位「できるだけ自然な形で」(31.2%)、3位「家族に見守られながら」(9.7%)と続きました。

続いて、「お墓や供養についての希望」について聞きました。1位「特に希望はない」(39.7%)、2位「散骨や自然葬を希望する」(22.4%)、3位「伝統的なお墓に入りたい」(18.5%)という結果で、同社は「お墓や供養についての希望がある65歳以上の人は、『伝統的なお墓に入りたい』と考える方よりも「散骨や自然葬」を希望される方の方が多いことが判明した」と述べています。

また、「遺言書やエンディングノートは残したいと思うか」を尋ねる設問には、「はい」に48.8%「いいえ」に51.2%の回答があり、それぞれ約半々の割合でした。

遺言書やエンディングノートを残したいと思う人に理由を聞いたところ、1位「自分の死後、残された家族に迷惑をかけないため」(70.8%)、2位「心配を残さず、穏やかに最期を迎えたいため」(19.9%)、3位「自分の死後、理想的な形で葬儀や供養をしてほしいため」(6.2%)となりました。

最後に、遺言書やエンディングノートを残したいと思う人に「終活に関して相談できる人は周囲にいるか」を尋ねたところ、1位「家族・親族にいる」(44.7%)、2位「いない」(26.1%)、3位「誰にも相談するつもりはない」(22.4%)という結果になりました。同社は「この結果から、遺言書やエンディングノートを残したいと思う65歳以上の人の3割弱が、終活に関して相談できる人はいないということが明らかになりました」と述べています。

【出典】
株式会社終活のまどぐち/「理想の最期に関する意識調査」

動画・画像が表示されない場合はこちら

このニュースに関するつぶやき

  • そろそろ「天皇」「皇族」いらない、も言おうよ。
    • イイネ!1
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(7件)

ランキングライフスタイル

前日のランキングへ

ニュース設定