
今朝(13日)は、九州や四国に活発な雨雲がかかり、所々で激しい雨が降っています。四国の雨は次第に弱まりますが、九州北部は断続的に雨が降り、明日14日(土)にかけて、雷や突風を伴って、ザッと強く降る所もありそうです。これまでの大雨で地盤の緩んでいる所では少しの雨でも土砂災害に十分注意してください。
明日14日(土)にかけて 九州北部は落雷・竜巻・急な強い雨に注意
今朝(13日)は、梅雨前線が九州から四国の南の海上にのびて、梅雨前線に近い、九州や四国周辺に活発な雨雲がかかっています。最大1時間降水量は、大分県佐賀関で34.0ミリ(〜5:31)、長崎市で31.0ミリ(〜8:22)など、九州では所々で激しい雨が降っていて、愛媛県宇和で27.0ミリ(〜7:01)、高知県大栃で20.5ミリ(〜5:13)など、四国でも土砂降りの所があります。(数値はいずれも速報値です。)
四国の雨は次第に弱まる所が多いでしょう。一方、福岡県や佐賀県、熊本県、大分県など九州北部では、明日14日(土)にかけて、局地的に雷雲が発達して、ザッと強く降る所がありそうです。落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨にご注意ください。
土砂災害の前触れとは
九州では、ここ数日の大雨で地盤の緩んでいる所があるため、少しの雨でも土砂災害に注意が必要です。土砂災害が発生する時には、前触れとなる現象があります。いざという時のために、ぜひ覚えておいてください。
・がけや地面にひび割れができる。
・木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりする。
・井戸や川の水、湧き水が濁る。湧き水が止まる場合も。
・がけや斜面から濁った水が吹き出す。
そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。
|
|