松下洸平、TVer初オリジナルドラマで初主演!潜入捜査官役に「こんなの見たことがない」

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2023年06月20日 05:21  TVerプラス

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TVer初のオリジナルドラマ『潜入捜査官 松下洸平』が、9月より配信予定であることが発表され、主演の松下洸平と小原一隆プロデューサーがこのほど行われた記者懇談会に出席。ドラマの見どころと意気込みを語った。

本作は、“松下洸平が実は警視庁の潜入捜査官だった”という設定で、松下自身が本人役を演じるサスペンスコメディ。マフィア幹部という“裏の顔”を持つ大物俳優を捜査するために、松下は15年前のデビュー当時から潜入捜査官として、芸能界に潜入していた。想定外に売れてしまったことで、潜入捜査官としては窮地に立たされる松下だが、そのおかげで大物俳優と共演できる大チャンスが到来。果たして松下は、無事に任務を遂げることができるのか。

ドラマには、在京キー局5局で実際に放送されている人気バラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)、『あざとくて何が悪いの?特別編』(テレビ朝日系、6月30日放送予定 ※一部地域を除く)、『ラヴィット!』(TBSテレビ系、6月19日生出演 ※現在TVerで見逃し配信中)、『緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦』(テレビ東京系)、『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系、7月14日放送予定)が登場。松下は、劇中の設定を引きずりながらバラエティ番組の収録に参加し、同時にドラマ撮影も実施する。これまでに『鍵のかかった部屋』『失恋ショコラティエ』などを手掛けてきた小原プロデューサーは、「TVerは在京キー局5局が合体したオウンドメディア。以前から5局共同で制作できるようなコンテンツを作りたいという話があった」とし、「話題性を持ったドラマを作って、そこにテレビコンテンツの面白さを入れ込みたかった」と述べた。

今作でドラマ初主演となる松下は、「初主演作がまさかのTVer。そして、民放5局のバラエティ番組にも出させていただけるという異例な状況に最初は驚きましたが、台本を読ませていただいて、こんなドラマは見たことがないですし、これができるのは本当にTVerさんだからだと思いました」と挨拶。

「共演する大物俳優さんは後日発表になりますが、本当の大物俳優さんが来ます(笑)。僕自身、その方のお名前を伺ってちょっと恐れおののいてしまいましたが、その方とお芝居できるのも光栄なことです」と気を引き締め、「初対面のシーンは、芝居なのか、台詞なのか、よくわからない気持ちになりました。本当に緊張してしまって、かなり素の部分が出ていると思います」と振り返った。

初めてタイトルを聞いた際には、「本当にそれでいきます?」と聞き返したという松下だが、「今ではインパクトのあるタイトルになったなと思いますし、台詞の中にも僕が出演してきた作品の名前がたくさん出てきます」とドラマの内容を紹介。「設定上は“売れるつもりがなかった”ので、『「スカーレット」のせいで(売れてしまった)』みたいなことを言っていますが、それは僕ではないです(笑)。本当に『スカーレット』のおかげだと思っています!」と話して笑わせた。

一方で、民放5局のバラエティ番組出演に関しては、「こういった機会がなければ出ることのできない番組にも今回、参加しています」と報告。そのバラエティ番組にレギュラー出演している芸人やアナウンサーがドラマにも登場することを明かし、「なかなかご一緒できない方とバラエティだけでなく本編のドラマでも関わらせていただいて、すごく貴重な経験をさせていただいているなと思います」と、今作ならではの撮影を楽しんでいる様子。

さらに、「番組を収録しながらも時々お芝居をしなくてはいけないんですけど、どの収録も楽しいので、それを忘れてしまって。番組が終わる頃に『そっか、これ芝居しなきゃいけないんだった』って、無理やり(芝居を)ねじ込んだりしています」と笑顔を見せた。

今回“松下洸平役”を演じるにあたり、15年前のシーンでは21歳当時に着ていた服、現在のシーンでは、今着ているような服を着用するなど、衣装にこだわったという松下。撮影中には下積み時代を思い出すといい、「僕が所属している事務所の壁一面に、15年前の藤木直人さんのポスターとか、劇団☆新感線のポスターとかが貼られていて。タイムスリップしたような感覚になるし、すごくリアルです」と太鼓判を押した。

あらためて、主演として心がけていることを聞かれると、「本当に僕だけの力では成立しない」とキャストやスタッフに感謝した上で、「僕が15年間やってきた現場で主演を務められていた俳優さんは、すごくいい意味で主演然としていない方が多かった。それがとてもかっこよくて、そういう人たちの背中に憧れてずっと頑張ってきました」と続け、「なるべく気負わずに、目の前にある台本にしっかり向き合うということしかできないけれど、それがいい形で作品の中にも込められたら」とコメント。

「本当に今まで一度もやったことのない、見たことのないドラマになると思います」と力強くアピールし、「皆様に楽しんでいただけるように精一杯頑張りますので、たくさんの方にご覧になっていただきたいです」と呼びかけた。
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