ヌートバー、復帰初安打は豪快13号弾　初の規定打席到達へラストスパート！

● カージナルス 6 − 7 パイレーツ ○
＜現地時間9月2日　ブッシュ・スタジアム＞

　カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手（25）が2日（日本時間3日）、本拠地でのパイレーツ戦に「1番・中堅」で先発出場。5回の第3打席に復帰後初ヒットとなる中越えソロを放った。

　ヌートバーは8月16日（同17日）のアスレチックス戦で下腹部に自打球が当たり、今季3度目の負傷リスト入り。前日のパイレーツ戦で14試合ぶりに戦列に戻り、復帰初戦は4打数無安打1四球の打撃結果だった。

　復帰2戦目も2打席目までは凡退したが、3−3の同点で迎えた5回の第3打席に快音。パイレーツの2番手左腕・ファルターの甘く入ったスライダーを捉えた打球は、バックスクリーン右に着弾するソロ本塁打となった。打球速度107.2マイル（約173キロ）、飛距離は417フィート（約127メートル）の豪快弾。これが今季13号となり、昨季マークしたシーズン自己最多の14本塁打にあと1本に迫った。

　この日は5打数1安打1打点の打撃結果で、今季通算打率は.278、OPSは.831。ここまでの打席数は398で、チームは残り26試合。今後、離脱することなく1試合あたり4打席を消化することができれば、自身初のシーズン規定打席（502）クリアとなる。