ブラック＆ゴールドのカラーが復活！ プロトン、マスタング・サンプリングとスポンサー契約結ぶ

　プロトン・コンペティションは12月8日、マスタング・サンプリング社とパートナーシップ契約を締結したことを発表。同社がIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のGTPクラスにエントリーしている5号車ポルシェ963のタイトルスポンサーとなることを明らかにし、これが反映された新しいマシンカラーリングを公開した。

　アメリカ・ウエストバージニア州に本拠を置く天然ガス会社は、プロトンの今季2023年のウェザーテック選手権とWEC世界耐久選手権のプロトタイプ・エントリーについていたウェザーテック社に代わり、来季ゼッケンナンバーが“59”から“5”に変更されるポルシェ963のメインスポンサーとして、シーズンを通してプロトンを支援する。

“マスタング・サンプリング・レーシング”のバナーをともない、直近ではJDCミラー・モータースポーツとタッグを組んでキャデラックDPi-V.Rに掲出されていたたマスタング・サンプリングは、過去には強豪チームにして現GTPチャンピオンチームであるアクション・エクスプレス・レーシングのタイトルスポンサーを務めていた。

「モータースポーツで豊富な経験を持つ献身的なパートナーであるマスタング・サンプリングを獲得できたことを非常に嬉しく思う」と語るのは、チームを率いるクリスチャン・リード。

「我々の新しいパートナーであるマスタング・サンプリング・レーシングは、IMSAスポーツカー選手権での複数回の勝利だけでなく、ウェザーテック選手権、ミシュラン・エンデュランス・カップ、デイトナ24時間レースでも勝利を収めている」

「私たちは、ウェザーテック選手権でポルシェ963を使用する最初のフルシーズン・キャンペーンで達成すべき野心的な目標を持っている。これは有益なパートナーシップになると信じており、マスタング・サンプリングは我々のチームに最適であると確信しているんだ」

　なお、プロトン・コンペティションが走らせるポルシェ963のドライバーラインアップはこれまでのところ、ジャンマリア・ブルーニとニール・ジャニが来月開催されるIMSA第1戦デイトナ24時間にエントリーすることが決定している。