12月26日、なかやまきんに君のフィギュアがクレーンゲームの景品として登場。全国のゲームセンターや各オンラインクレーンゲーム（以下、オンクレ）サイトで即日品切れの状態になっている。
「きんに君をリアルに再現したもので複数出ていますが、どれも人気です。オンクレでは深夜0時から商品が登場したのですが、深夜にも関わらず閲覧規制がかかっていたほど。DMMオンクレでは朝にはすべて品切れになっていました」（オンクレユーザー）
きんに君も公式Xで、
《バンダイナムコさんより筋肉クレーンゲームの商品になかやまきんに君フィギュアが登場しました。遊ぶ時に「ヤー」、「パワー」など音声が出ます。是非挑戦してみて下さい》
とアピールしたこともあってか、フリマアプリでも多数出品、落札される状況に。
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「クレーンゲーム限定の景品で明確な定価がないので高額転売とは言い切れませんが、『りそうの姿』というフィギュアは1個3000円程度。パワールドコレクタブルフィギュアは4種類コンプリートセットが5000円程度で取引きされている状況です」（前出・オンクレユーザー）
'06年、『R-1グランプリ』で決勝進出を果たすなど、筋肉キャラで'00年代にブレイク。'21年末をもって吉本興業を退社したが、フリーランスになってから再ブレイクを果たしているのは何故なのだろうか？
「今年はとにかく明るい安村さんも再ブレイクを果たしたり、ジョイマンが吉本の営業本数No.1に輝くなど、いわゆる“一発屋”と呼ばれる芸人たちが1周回って新鮮だとウケているので、吉本所属のままでも再ブレイクはしたと思います。加えてフリーになったことでフットワークが軽くなり、グッズ化のOKが出るスピードが早くなったことで需要と供給がマッチしたのも大きいのでは」（制作会社関係者）
広告代理店関係者は「マツケンサンバと共通する部分も大きい」と分析する。
「今の若い世代はショート動画に慣れ親しんでいるため、今まで以上にポップさやインパクトのあるものがウケる傾向にあります。マツケンサンバもきんに君もインパクトが抜群ですからね。最初にブレイクした時を知る30代以上には懐かしさもあるため、幅広い世代から支持されているというのも再ブレイクのポイントでしょう」
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きんに君ブームはまだまだ続きそうなだけに、しばらく転売“ヤー”の標的になりそうだ。
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