パリ・ファッションウィーク 2024年秋冬メンズ・ショーに現れた注目セレブ達

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2024年01月29日 17:01  Techinsight Japan

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オマール・シーと妻のエレーヌ・シー。色違いのモノグラムのジャケットを羽織っていた(画像は『Omar Sy 2024年1月18日付Instagram「Louis Vuitton FW 24-25 Mens Show」』のスクリーンショット)
1月16日から21日まで、2024年秋冬シーズンのメンズ・ファッション・セッションが仏パリで開催された。まずは「ルイ・ヴィトン」からオマール・シー(46)とブラッドリー・クーパー(49)の2人にスポットを当てたい。ルイ・ヴィトン財団美術館に隣接するジャルダン・ダクリマタシオン公園では、16日に「ルイ・ヴィトン」のファッションショーが行われ、多くのセレブが招待された。

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Netflixドラマシリーズの『Lupin/ルパン』の主人公を演じるフランス人俳優オマール・シーは、妻のエレーヌ・シーとともに青い色違いのモノグラムのジャケットを羽織って参加した。190センチという高身長のオマール・シーは、モノグラム柄ジャケットの下に白いシャツと黒いネクタイを締め、黒のゆったりとしたパンツに白いスニーカーを合わせて、ラフな感じのなかにも上品さを演出し、モデル顔負けのファッションを披露した。米ハリウッドに進出しているだけあり、アメリカ人俳優やアーティストとも交友があるようで、歌手で「ルイ・ヴィトン」のメンズクリエイティブ・ディレクターを務めるファレル・ウィリアムス(50)とともに写真撮影をしたり、ブラッドリー・クーパーとも親しげに挨拶している様子が見られた。自身が主演する『Lupin/ルパン』は、毎年3月頃に開催されるアカデミー賞の前哨戦の一つに位置付けられている「クリティクス・チョイス・アワード」にて今年の最優秀外国語シリーズ部門で受賞し、オマール・シーの人気もますます高まっている。


フランス留学経験を持つブラッドリー・クーパーは、2022年以降「ルイ・ヴィトン」のアンバサダーを務めている。同ブランドの高級時計「タンブール」20周年のキャンペーンから、新しいルイ・ヴィトンの“顔”となったブラッドリー・クーパーは、Aラインシルエットのロングコートにワイドパンツを合わせて登場した。『アリー/スター誕生』では映画監督デビューをし、レディー・ガガとブラッドリー・クーパーが歌う「シャロウ〜『アリー/スター誕生』愛のうた」は第91回アカデミー賞において歌曲賞を受賞した。また、監督作第2作目で20世紀を代表する音楽家レナード・バーンスタインの伝記映画『マエストロ: その音楽と愛と(原題:Maestro)』は、残念ながら受賞とはならなかったものの、第81回ゴールデングローブ賞4部門にノミネートされた。


次に注目したいブランドは、2011年にアレクサンドル・マテュッシにより設立され、ここ2、3年、日本でもじわじわと人気を上げてきたパリ発のメンズブランド「アミ・パリス(AMI PARIS)」だ。ここでは、ヴァンサン・カッセル(57)が新しい恋人とともに登場した。モニカ・ベルッチ(59)の元夫であり、昨年12月にはモデルのティナ・クナキー(26)との結婚生活に終止符を打ったヴァンサン・カッセルだったが、18日に行われた「アミ・パリス」のファッションショーで初めて公式の場に現れた。その横にはブラジル出身で、移住先のオーストラリアでミス・ユニバース・オーストラリアに出場した経験を持つモデルのナラ・バプティスタ(27)がいた。ヴァンサン・カッセルはグレーのロングコートに同じくグレーのパンツを合わせ、シックなカラーで着心地を重視した「アミ・パリス」らしいコーディネートで登場した。

メンズのファッションウィークは話題に上がることが少ないが、それぞれのブランドの新作を楽しむとともに、いつも見慣れたセレブが招待されたブランドをどう着こなすかも見ものだ。



画像は『Omar Sy 2024年1月18日付Instagram「Louis Vuitton FW 24-25 Mens Show」』『Gala 2024年1月17日付Instagram「BRADLEY COOPER AU DÉFILÉ LOUIS VUITTON」、2024年1月19日付Instagram「VINCENT CASSEL ET NARAH BAPTISTA AU DÉFILÉ AMI」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 リエコ)
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