俳優の半田健人、芳賀優里亜、村上幸平が2日、都内で行われた『仮面ライダー555』テレビシリーズ最終話から20年後を描く完全新作の劇場作品『仮面ライダー555(ファイズ)20th パラダイス・リゲインド』の公開初日舞台あいさつに参加した。
【動画】ファン歓喜!草加の名セリフを披露した村上幸平 イベントは、仮面ライダーファイズ/乾巧役の半田健人、園田真理役の芳賀優里亜、仮面ライダーカイザ/草加雅人役の村上幸平、仮面ライダーミューズ/胡桃玲菜役の福田ルミカ、菊池条太郎役の浅川大治、スマートレディ役の進藤あまね、田崎竜太監督(※崎=たつさき)が参加した。
20周年記念作が封切り。半田は「思えば、20年前。『555』のメンバーで最後のイベントで『いつか会えます』と僕は約束させてもらいました。思えば無責任な約束だったかもしれないですけど、その約束をこうして果たせたことに安堵し、喜んでいます。同じメンバーで帰ってこれたこと非常にうれしく思っています」としみじみ。芳賀は「この20年間、皆さんの応援があって、こうして成立した20周年記念作品だと思います。こうして皆さんを前にすると実感がわいてきて『こんなにたくさんの方に応援していただいたんだな』と思います。感謝の気持ちでいっぱいです」とメッセージを送った。
村上は「いよいよ、この日がやってまいりました。20周年作品ということで、20年の及ぶ僕たちの思いと、20年の皆さんの愛が1つの形となって、こうして幕が上がりました。夢のようです。ありがとうございます!」としみじみ。「放送当時、あんなに嫌われていた草加雅人も20年経って、たくさん愛されるようになりました」と感謝する。そして『555』イベントで恒例になりつつある「俺のことを好きにならない人間は」&「邪魔なんだよ!」のコール&レスポンスを実施。「カイザ!」と大歓声を浴びていた。
■『仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド』ストーリー
人類の進化形・オルフェノクと人類をめぐる物語の「その後」は果たして「夢」の続きなのか、あるいは「絶望」の始まりなのか…。
園田真理(芳賀優里亜)は菊池啓太郎の甥・条太郎(浅川大治)、海堂直也(唐橋充)、そして、いつしか戻ってきた草加雅人(村上幸平)とともにクリーニング店「西洋洗濯舗 菊池」を経営しながらオルフェノクの庇護を行っていた。一方、政府により企業再生されたスマートブレイン社は、オルフェノクの殲滅を目指す企業へと変貌を遂げ、北崎(藤田玲)が社を率いていた。
ある日、追いつめられたオルフェノクを救うため、草加と海堂は仮面ライダーカイザとスネークオルフェノクとなり、殲滅隊隊長の胡桃玲菜(福田ルミカ)/仮面ライダーミューズと交戦。そこに現れたのは、数年前に真理たちの前から姿を消して以降、消息不明となっていた、あの乾巧(半田健人)だった。巧は、かつてとは異なる姿のファイズ・仮面ライダーネクストファイズへと変身し、スマートブレイン社の尖兵として、その力を使い始めた…!
ネクストファイズに攻撃されて混乱する真理たち。巧はなぜスマートブレインにいるのか?今まで何をしていたのか?
波乱を含んだ彼らの再会は、オルフェノクと人類をめぐる新たな物語のほんの序章に過ぎなかった。
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