43歳俳優・西丸優子、子宮体癌を公表 「クリスマスに子宮と両卵巣の全摘出」今後抗がん剤治療へ【報告全文】

10

2024年02月07日 11:52  ORICON NEWS

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ORICON NEWS

子宮体がんを公表した西丸優子(2017年撮影) (C)ORICON NewS inc.
 俳優の西丸優子(43)が7日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、子宮体癌と診断され、手術を受けたことを公表した。

【写真】笑顔も…病院での様子を公開した西丸優子

 Xに書面と治療を受ける近影ショットを投稿し「昨年、子宮体癌が見つかりまして、クリスマスに子宮と両卵巣の全摘出、リンパ郭清手術をしました。早期発見だったのが幸いで、癌はしっかり取り切って今はとても元気にしております!」と報告。

 続けて「先日病理の結果が出て、転移はしていないのですが、癌の脈管侵襲が見られたためリスク判定が中リスクとなり、これから150日間の抗がん剤治療を開始することになりました」と伝えた。

 「健康なのが取り柄で、これまで検診に行ったこともなく、癌なんて自分には無関係だと思っていた私にもこんなことが起きるんだなと感じています」と心境を明かし、「癌は早期発見が全てです」と検診を受けるよう呼びかけ。これからも実体験を情報発信していく決意。

 そして「今は周りにいてくれる方々にたくさん甘えさせて貰っていて日々感謝しかありませんが、これからも持ち前の鬼メンタルで、この経験も“芸の肥やしだ”と明るくスーパーポジティブに乗り越えて行きたいと思います♪」と記した

 1980年5月23日生まれ。 ドラマ『脳にスマホが埋められた』『鬼嫁日記』『特命係長只野仁』『結婚できない男』『初森べマーズ』や、今年1月放送の『SHUT UP』第6話、映画『ガールズドライブ』や『乱歩の幻影』(今春公開)など多数の作品に出演。舞台『上にいきたくないデパート』企画・プロデュースも手がける。

■西丸優子 報告全文

ご報告
昨年、子宮体癌が見つかりまして、クリスマスに子宮と両卵巣の全摘出、リンパ郭清手術をしました。
早期発見だったのが幸いで、癌はしっかり取り切って今はとても元気にしております!
先日病理の結果が出て、転移はしていないのですが、癌の脈管侵襲が見られたためリスク判定が中リスクとなり、これから150日間の抗がん剤治療を開始することになりました。
婦人科の抗がん剤は毛という毛が抜けるなど様々なリスクはあるようですが、このタイミングでがんをしっかり叩いて、完治を目指そうとポジティブに考えています。
健康なのが取り柄で、これまで検診に行ったこともなく、癌なんて自分には無関係だと思っていた私にもこんなことが起きるんだなと感じています。
子宮癌には子宮頸がんと子宮体癌があり、それは全く別の癌、というところから始まり、私の場合何も知識が無い状態から、同じような病気を患った方々の発信を拝見することにより病気への理解が深まり、それが安心にも繋がりました。
ただ、子宮頸がんより子宮体癌の方が情報が少ないと感じ、実際どんな治療をするのか、どの程度の体の状態で、卵巣を取って女性ホルモンが一切出なくなったらどうなってしまうのか、どんな弊害があるのか、そんな次々出てくる疑問を解消しきれない部分があったのも事実です。
なので、病気の発見から、入院、手術、術後、これから挑む抗がん剤治療、その後のホルモン療法の様子など、私の実体験を今後なるべく細かくインスタで情報を発信して、誰かのお役に立てたら良いなと考えております。
皆さまも是非!本当に!! 健診に行って下さい。
癌は早期発見が全てです。
私のように自分の体を過信せずに、まずは健診に行ってみようと思う方々が少しでも増えたらと強く願っています。
今は周りにいてくれる方々にたくさん甘えさせて貰っていて日々感謝しかありませんが、これからも持ち前の鬼メンタルで、この経験も“芸の肥やしだ”と明るくスーパーポジティブに乗り越えて行きたいと思います♪
2024年2月7日
西丸優子

このニュースに関するつぶやき

  • ある研究書によると抗がん剤に副作用で「脱毛」は実に9割に起きるらしい。様々な種類の抗がん剤の平均で9割と言うのはかなり驚き。どれを使っても抜けると言うことだから。
    • イイネ!2
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(6件)

ニュース設定