痩せたいなら●●をやって！40・50代に◎な最強の運動って？

「痩せたいけれど、なにから始めたらよいかわからない」と日々感じている方も多いのではないでしょうか。

痩せるためには、食事管理はもちろん、「定期的な運動」が大切です。

現役トレーナーである筆者が、痩せるために「運動」が大切な理由と、自宅でもできるトレーニング方法を解説します。

■痩せるためには「日々の運動」が大切

痩せる方法（ダイエット）と聞くと、「糖質制限」「カロリー制限」など、食事を我慢する方向をイメージしがちです。

もちろん食事制限も痩せるために必要ですが、食事量を減らすだけだと、体脂肪と一緒に筋肉も落ちやすくなります。

筋肉量が減ると日常生活の消費カロリーも下がるため、リバウンドしやすい体に近づいてしまいます。

リバウンドしない健康的な体を維持しつつ痩せるためにも、食事制限と並行して、「筋肉量の維持・増加を目的とした運動」を取り入れましょう。

ただし、一口に運動といっても、ウォーキングやジョギングなどの「有酸素運動」はカロリーを消費しやすい反面、筋肉がつきにくい種目です。

痩せることを目的にしている方は、次に紹介する「無酸素運動（筋トレ）」を実施してみましょう。

「効率的に痩せるための運動が知りたい」と思っている方におすすめの筋トレが、「スクワット」です。

スクワットはお尻や太もも、背筋など複数の筋肉を同時に鍛えられるため、効率よく筋肉量を増やせます。

（1）肩幅の1.5倍を目安に、足を開きます。

（2）つま先を斜め45度の方向に向けます。

（3）両手を頭の後ろに置き、首を斜め45度下に向けます。

（4）（3）の状態を保ったまま、床に向かって深くしゃがみます。

（5）無理のない範囲でしゃがみきったら、（3）の状態に戻ります。（3）～（5）の動作を10回1セットとして、2～3セットを目安に行いましょう。

スクワットは、宅トレ（自宅トレーニング）のなかでも筋肉への負荷が強く、手順が簡単なため、運動初心者でも気軽に始められるのでおすすめです。

スクワットなどの筋トレを実施すると、体脂肪が分解されて「遊離脂肪酸」として血中に放出されます。そのまま放置しておくと体脂肪に戻りますが、エネルギーとして消費すると体脂肪の減少につながります。

そのため、体脂肪を効率的に落とすためにも、スクワット後に「有酸素運動（目安20分以上）」を実施しましょう。

宅トレ最強のスクワットと有酸素運動で、理想の体型を実現しましょう。

（パーソナルトレーナー　渡邉　輝）