【南部虎弾さん&エスパー伊東さんお別れ会】電撃ネットワーク、遺志引き継ぎ“体張った芸”披露 南部さん妻も登壇

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2024年03月23日 17:56  ORICON NEWS

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エスパー伊東、電撃ネットワーク・南部虎弾「合同お別れ会」の模様 (C)ORICON NewS inc.
 電撃ネットワーク・南部虎弾(本名:佐藤道彦)さん、エスパー伊東(本名・伊東万寿男)さんの「お別れ会」が23日、東京・品川グランドホールで合同開催された。

【写真】「合同お別れ会」には南部虎弾さんの妻も参加した

 舞台には、ポケットモンスターのバルーンアートなどが華々しく飾られており、中央にエスパーさんと南部さんの写真が置かれた。会場には、それぞれのゆかりの品も展示された。会の冒頭では、南部さん、エスパーさんへの思いが込められたVTRが放映された。

 その後、エスパーさんの所属事務所の社長・ビトタケシは、あいさつに立つと「映像も、けさまでずっと悩んで、どの映像がいいのか、どういう風に紹介していただいたらいいのか迷った末。入院する前に撮った映像だったんですけど」としみじみ。かねてからの交流を振り返りながら「2018年の時に電話かかってきて『事務所入れてよ』って言うんですよ。一応会って話をしましょうと。2019年2月28日に手術をしたので、その後は病院を転々として、リハビリをして…。話が長くなっちゃった」と照れ笑いを浮かべた。

 南部さんへの思いを語る一幕では「本当に、きょうは絶対に泣かないようにしゃべらないといけないなと…。これだけは、本当に…ここには南部さんいないといけないんですよ。南部さんと一緒に送ろうと話していたのに、私もちょっと信じられなくて。ここに立って、何を言おうか、どうしようかと考えてきましたけど。やっぱり、コロナがすごく引っかかってしまって、なかなかお会いすることができなかった。本当に申し訳なかった」と涙声でコメント。「僕も…そういう連絡取ったりしていたので、本当に許していただきたいなと。きょうは、みなさんで明るく楽しく派手にっていうことなんで。本当にきょうはみなさん一緒にしていただいて、お集まりいただいて、本当にありがとうございます!感謝申し上げます。どうも、ありがとうございます」と呼びかけていた。

 南部さんはダチョウ倶楽部の結成メンバーの1人で、初代リーダーを務めた。ユニットを脱退後、1990年に電撃ネットワークを結成。体を張った過激なパフォーマンスで知られた。1月20日、脳卒中のため急逝。72歳だった。

 伊東さんは、半身裸に黒スパッツ姿がトレードマークで、宴会芸、超能力、格闘技などをミックスした“高能力”というジャンルを確立するなど、活躍。所属事務所によると、近年は施設でリハビリ療養し、入退院を繰り返していたが、1月16日、てんかん重積(じゅうせき)のため死去した。63歳だった。

 お別れ会には、デヴィ夫人、宮迫博之、松村邦洋、ダイアモンド☆ユカイ、サンプラザ中野くんらが出席。ユカイ、中野くんは歌のパフォーマンスで2人を盛大に送った。終盤には、電撃ネットワークのメンバーたちが登場し、南部さんの遺志を引き継ぎ、見事なパフォーマンスを披露した。

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