筧利夫、6年ぶりミュージカル出演に気炎「おそらくかなりの賞を獲ることになる」

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2024年05月30日 17:22  ORICON NEWS

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6年ぶりミュージカルで意気込みを語った筧利夫 (C)ORICON NewS inc.
 ブロードウェイミュージカル『クラスアクト』のゲネプロが30日、東京・サンシャイン劇場で行われ、主人公のエド・クレバンを演じる筧利夫、共演の紫吹淳(ソフィ役)、高橋由美子(ルーシー役)、吉田要士(マーヴィン役)、ブラザートム(リーマン先生役)らが参加した。

【集合ショット】華やか!役衣装に身を包んだ筧利夫、紫吹淳らが勢ぞろい

 本作は、ミュージカル『コーラスライン』の作詞家としても知られる作曲家エド・クレバンを主人公とし、1970年代のアメリカ・ニューヨークを生きた舞台人たちの熱量とともに『コーラスライン』の誕生秘話を描く。5月30日の東京・サンシャイン劇場公演を皮切りに全国で上演。

 筧は「東京の千秋楽、全国公演が終わるまで扮装を外さない。劇場とホテルの往復になるので、その間ずっとこの姿ですごそうと思います」と意気込み(?)を伝えた。

 今作が2018年『深夜食堂』以来6年ぶりのミュージカル出演となるが、「オファーをもらったときに一度断ったんです。でも、2年後に同じオファーが来た」と言い、「タロット占いの人に聞いたら『受けた方が良い』って言うから、『仕方ねぇな…』って」と“快諾”した経緯も明かす。

 続けて「大ミュージカルスターたちを従え、ストレート舞台俳優ががんばっています」と恐縮しつつ、演じる上での意識を聞かれると「何かを意識をしているというよりも、歌とセリフが交互に来るから毎日意識がトんでいる」と笑わせ、「ミュージカル畑ではないもので、音符通りに言葉を出すというのはすごく特殊なことなんですよ。つかこうへいさんに鍛え上げられた僕の根本と、ブロードウェイミュージカルの作法が頭の中でぐちゃぐちゃになるんです」と吐露。

 「きょう(のゲネプロ)もトんでいましたから、千秋楽までに全編意識をつないでおけるようにしたい」と目標を掲げ、最後には「おそらくこのミュージカルはかなりの賞を獲ることになり、今度2度、3度、4度、5度…と再演していくことになると思います。その初演を見るべきかどうか」と訴え、観劇予定のファンに「(再演も)今後のあなたたちが兄弟や親戚のみなさんに『見たんだよ』と話題にしてくれるかどうかにかかっているんです。どうぞよろしくお願いします」と呼びかけた。
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