藤井八冠勝ちタイに=最終局で決着へ―将棋・叡王戦

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2024年05月31日 18:31  時事通信社

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時事通信社

第9期叡王戦の第4局終了後、対局を振り返る藤井聡太八冠(手前左)と伊藤匠七段(同右)=31日午後、千葉県柏市
 将棋の藤井聡太叡王(21)=竜王・名人・王位・王座・棋王・王将・棋聖と合わせ八冠=に伊藤匠七段(21)が挑戦する第9期叡王戦5番勝負の第4局が31日、千葉県柏市で指され、後手の藤井八冠が132手で勝ち、2勝2敗のタイとした。

 藤井八冠は第2局から連敗し、タイトル戦で初めて先にかど番に追い込まれたが、最終局での決着に持ち込んだ。最終第5局は6月20日、甲府市で指される。

 終了後、藤井八冠は先に王手をかけられた今局を振り返り、「ひとまず最終局に持ち込めたのはよかった。次も大事な一局なので状態を整えていけばよいと思う」と語った。

 伊藤七段は「あまり熱戦にできず残念な内容だった。次局も注目されると思うので、全力を尽くしたい」と述べた。 

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