ペレス、予選Q1をグラベルで終え、19番手「愚かなミス。チームをがっかりさせたことが辛い」/F1第12戦

0

2024年07月07日 11:00  AUTOSPORT web

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

AUTOSPORT web

2024年F1第12戦イギリスGP セルジオ・ペレス(レッドブル)
 2024年F1イギリスGPの予選で、レッドブルのセルジオ・ペレスは、路面の濡れた部分に乗ってコースオフ、復帰できずに19番手という結果に終わった。

 予選前に雨が降った後、晴れ始め、Q1は、濡れた路面が乾きつつあるコンディションとなり、全ドライバーが、最初はインターミディエイトタイヤ、終盤はソフトタイヤでアタックした。早々にソフトタイヤに切り替えてコースに戻ったペレスだが、コースオフし、グラベルのなかでスタック、予選を終えた。

 チームは「チェコはソフトに交換し、コースに戻ると、コプスに向けてスナップオーバーステアに見舞われた」と説明した。「その瞬間はうまく乗り切ったものの、RB20がウエット状態のランオフにはみ出してしまい、彼はコントロールを失い、グラベルに後ろ向きに飛び出し、マシンが抜け出せなくなってしまった」

 ペレスのコースオフにより、セッションは赤旗中断に。ペレスは再び走行することはできず、そのままQ1で敗退となった。

■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP3 9番手(1分39秒284:インターミディエイトタイヤ/18周)
予選 19番手(Q1=19番手1分38秒348:インターミディエイトタイヤ)

 愚かなミスをした。僕は最初にスリックタイヤに履き替えたグループのひとりだった。あのコンディションのなかで、多くのミスが見られたが、そのなかで一番大きな被害を被ったのは僕だった。

 タイヤを温めようとしていたところ、ターン9入口でロックアップし、コースからはみ出した。路面に水たまりができていたんだ。マシンを止めようとしたけれど、リヤのコントロールを失い、グラベルに飛び出した。

 今日はひどい一日だった。チームをこんな風にがっかりさせることになり、とても辛い。それまでは堅実な週末を送っていただけに、なおさらがっかりだ。

 ペースは良かったし、金曜日は強力で、今朝はリズムをつかんでいた。それを示すことができず残念だ。

 グリッド最後方からのスタートで挽回するのは簡単ではないだろうが、明日、何ができるのかを見ていくよ。ダメージを最小限に抑えることを目指し、チャンスが訪れることを願おう。
    ニュース設定