中日、守護神・マルティネスが勝利目前でまさかの失点…池田親興氏「マイナスな思考になってしまった」と分析

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2024年07月12日 06:55  ベースボールキング

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ベースボールキング

中日・マルティネス (C)Kyodo News
◆ 「急に守りに入った…」

 中日は11日、DeNAとの試合(横浜)に2−3とサヨナラ負け。バンテリンドームでの広島との前カードで3連勝を飾るも、敵地・横浜での3連戦は3連敗を喫した。

 1点リードで迎えた9回、絶対的守護神・マルティネスを投入し、簡単にツーアウトを奪うも、オースティンに四球を与え二死一塁となると、続く牧秀悟に適時二塁打を浴び、同点に追いつかれる。

 さらに10回には、5番手・齋藤綱記が先頭・佐野恵太の二塁打をきっかけに一死三塁とピンチを招くと、最後は京田陽太にサヨナラ打を浴びゲームセット。1点リードを守り切れず、DeNAにスイープを許した。

 同点に追いつかれたマルティネスについて、11日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の野村弘樹氏は「打った牧秀悟が見事なんですけど、その前のオースティンへのフォアボールが何か嫌な雰囲気が出たんですよね。フォークボールを簡単に見逃されて、それを後ろで牧が見てるわけですよ。バッテリーとしてはあれを簡単に見逃されるのが凄く嫌だった気がしなくもないんですけど…」と話すと、

 同番組に出演した池田親興氏は「フォークを見極められて一塁に行った瞬間に、1点差と言うのが頭によぎるので、このランナーを還さないようにするにはどうしたら良いのかと、普段考えないようなマイナスな思考になってしまったと思うんですよね。急に守りに入ったピッチングになってしまったのかなと見えました」とマルティネスの思考を分析。

 真中満氏は「確かにこのフォアボールは痛かったと思うんですけど、ドラゴンズのバッテリーからすると(オースティンに)先日サヨナラホームランを打たれている。3ボールから真っ直ぐを投げて、良い所に決まればいいんですけど、それをホームランにされてしまったらと考えると、そっちの方がリスクを感じたと思うんですよ。なので、あのフォークをしっかりと見逃したオースティンが一枚上手だったのかなという感じはしましたね」と言及した。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
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