デビュー戦は悔しい黒星も…5回2失点と及第点の吉野光樹に斎藤雅樹氏「次回はもっとよく投げれるんじゃないかな」と期待

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2024年07月14日 08:04  ベースボールキング

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DeNA・吉野光樹 (C)Kyodo News
◆ 今後の飛躍に期待

 DeNAが巨人に大敗。昨日に続いての連敗となった。DeNAは先発にプロ初登板の吉野光樹をマウンドに送ったが、初回から4番・岡本和真にタイムリーを許し、3回にも吉川尚輝にソロホームランで2点を先行された。4回にタイラー・オースティンのソロで1点を返し反撃を開始したが、6回裏に2番手の松本凌人が門脇誠の走者一掃の二塁打、続くフォスター・グリフィンにもタイムリーで4点を献上。打線もその後は沈黙し、1-6と敗退した。

 しかしプロデビュー戦で試合を作った吉野に対し、13日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説として出演した斎藤雅樹氏は「最初はやっぱり緊張感もあってか、フォアボール2つ出してから岡本に打たれて。 これは止まんないかなと思いましたけど、そこでなんとか1点に抑えてからは、4回、5回と安定してきて」と初回の一死二・三塁のピンチを連続三振で切り抜けたことが大きかったと分析。

 また「真っすぐはね、140後半ですよね。それとカットボールが非常に良かったですね」と球種にも触れつつ「最初はコントロールがちょっと、やっぱり緊張感のせいで乱れてましたけど徐々に良くなっていったので、次回にはもっとよく投げれるんじゃないかなという風に思います」と今後の飛躍に期待した。

 もう一人の解説者の坂口智隆氏も「雅樹さんが言われたように、まずカットボールですよね。左バッターに投げるカットボール。徐々に落ち着きを取り戻して来てから、こう光ってきましたよね。フォークボールもありますし。ほんとに次の登板が楽しみになるような投手でしたね」と高評価していた。

 デビュー戦で被安打4、奪三振5、2失点の内容で5回を投げ抜いた2年目の右腕。及第点ピッチングをみせただけに、これからの成長も楽しみになってきた。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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