ソニー、「Xperia 1 VI」のカメラを虫眼鏡として使う技を実演 「肉眼では気づきにくいディティールまで写せる」点をアピール

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2024年07月16日 19:11  ITmedia Mobile

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ソニー製スマートフォンのハイエンドモデル「Xperia 1 VI」。アウトカメラは背面の隅に並ぶ

 ソニーが「Xperia 1 VI」のアウトカメラを使って、肉眼では見えづらいあるロゴを撮影した。そのロゴとはPlayStation 5用の「DualSense ワイヤレスコントローラー」に隠されたPlayStation Shapesロゴだ。


【その他の画像】


 DualSense ワイヤレスコントローラーには「△○×□」のボタンがあり、ゲームをプレイしたり本体のセットアップをしたりする際に使う。この形がDualSense ワイヤレスコントローラーにShapes(シェイプス)ロゴとして刻まれている。触ってザラザラとした感触を確かめることはできるが、肉眼では確認しづらいはずだ。


 そんな見えづらいロゴは、Xperia 1 VIのアウトカメラを使えば、よりはっきりと確認できるそうだ。


 手順はこうだ。まずはXperia 1 VIでカメラアプリを起動する。次に「その他」というタブから「テレマクロ」モードを選び、見えづらいロゴにカメラを向ける。その後、スライダーを調整して、ピントを合わせ、どれくらいズームするのかを調整する。最後にシャッターを切れば完了だ。


 PlayStation 5の #DualSense ワイヤレスコントローラーのヒミツ


 実はこのコントローラーの一部の表面には無数のPlayStation Shapesロゴである「△○×□」で構成されているんです!


 Xperia1VI のテレマクロなら肉眼では気づきにくいディティールまで写す


●テレマクロってどのような撮影モード?


 ソニーが実演したテレマクロとはどのような撮影モードなのか。Xperia 1 VIのスペックを交えて、少し解説したい。


 Xperia 1 VIのアウトカメラは、超広角(16mm/1200万画素/F2.2)、広角(24mm/4800万画素/F1.9)、光学ズーム対応の望遠(85-170mm/1200万画素/F2.3-3.5)で構成される。


 デジタルズームは、光学系の制御を行わずに画像の一部を切り取って、望遠カメラで撮影したかのような仕上がりにする。一方、光学ズームは、画質の劣化を気にせずに、遠くの被写体でも大きく拡大して、高精細に写し出すことが可能だ。


 ソニーはこの光学ズームをXperia 1 VIの武器にし、遠くの景色や被写体をきれいに撮影できるようにした。


 テレマクロは光学ズームが可能な望遠カメラを生かしたマクロ撮影を指す。被写体から数十cm離れた場所から鮮明な写真を撮影できるため、人や手の影が入りづらく、超広角カメラでありがちな歪みもない。なお、テレマクロ使用時の最大倍率は2倍となる。


 ただ写真を撮るだけでなく、虫眼鏡の代わりにもなる、テレマクロが気になる方は、ソニーが7月14日16時にX(旧Twitter)で公開した動画をチェックしてみよう。


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