ノーヒットで決勝点献上…富田蓮の痛恨のバント処理ミスに斎藤雅樹氏「ファーストにピュッと投げとけばなんてことない」と喝

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2024年07月21日 08:34  ベースボールキング

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阪神・富田蓮 (C)Kyodo News
◆ 「重たい展開が続きますよね」

 阪神が広島に惜敗。今シーズン2度目の4連敗を喫し、勝率も5割に逆戻りした。

 阪神の及川雅貴と広島の大瀬良大地の両先発が好投し、スコアに0が並んでいった投手戦。その後も両軍の投手陣が踏ん張り突入した延長11回表、思わぬ形で広島に決勝点が入った。

 この回から登板した富田蓮は、先頭の秋山翔吾に四球を与えると、矢野雅哉のピッチャー前のバントを富田が処理をミス。ファーストはセーフとなり、その間にサードを狙った秋山の代走・大盛穂を刺そうとした中野拓夢の送球も逸れ無死二三塁の大ピンチとなる。続く野間峻祥を申告敬遠で満塁策を取った阪神だが、4番の小園海斗にセンター犠牲フライを打たれ万事休すとなった。

 ノーヒットで決勝点を与えた阪神に対し、20日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説として出演した斎藤雅樹氏は「昨日も犠打エラーがありましたよね」と連日のミスを指摘。さらに「これもファーストにピュッと投げとけばなんてことないことないんですよ。これでワンアウト二塁というところが、ノーアウト二・三塁になっちゃったわけですからね」と富田の送球ミスに喝を入れた。

 もう一人の解説者・館山昌平氏も「重たい展開が続きますよね。積極的に行くと、今の展開だとアウトがすぐ重なってしまいますし、耐久作戦でいくと、ピッチャーに主導権を握られてしまうと。ほんとになんかうまくいってないですよね」と負の連鎖に陥っていると指摘した。

 昨年の覇者らしくない守備のほころびで星を落とした阪神。浮上のキッカケはなかなかみえてこない。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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