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DeNAがヤクルトに逆転負け。オールスター前最後の3連戦の勝ち越しを決めることはできなかった。
ヤクルト先発のサイスニードに対し、DeNA打線は初回から3連打で2点を先取。その後も攻撃の手を緩めず、5回までで計4点を奪いサイスニードをKOした。しかしヤクルトも4回、ここまで無失点ピッチングを続けていた石田裕太郎から村上宗隆のソロで反撃開始すると、5回には相手失策と3連打で2点を追加。6回にはホセ・オスナのソロで遂に同点に追いつくと、8回にもオスナがレフトポール直撃の2ランで試合を決めた。
5回途中でマウンドを降りたが粘りの投球をみせた石田裕太郎について、20日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説として出演した館山昌平氏は「インサイドにストレートを投げきれるというところが1番の特徴だと思うんです」と分析し「ここ最近は勝ちがついてませんけども、 球数も100径以内でずっと登板させてますし、大事に大事に育てているのかなというところがありますね」とこの日も83球で降板させた意味を説明した。
またもう一人の解説者の斎藤雅樹氏は「非常に愛されキャラですよね。表情も非常に豊かで、可愛がられるタイプでしょう。あとは闘争心も非常に出てますんで」とパーソナルな部分も評価。また「先ほど館山さんも言われたように、やっぱり大事に使ってほしいですね」と館山氏と同じように、これからの成長を願っていた。
6月9日のプロデビュー戦で勝利し、そこから3連勝を飾ったドラ5ルーキー。解説陣は笑顔溢れる22歳の成長に期待を込めていた。
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