<中学生でも、ためらう>夏休みのママ友ランチ、中1のわが子を留守番させて行くのはアリ?

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2024年08月05日 09:30  ママスタセレクト

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夏休みなどの長期休暇、ママたちが一番頭を悩ませるのはわが子のお昼ご飯かもしれません。レトルトを活用したり、”乗っけて完成”の丼ものにしてみたり。曜日で決めたローテーションをしている家庭もありそうです。
さてそんな長期休暇に、ママが友達からランチに誘われたとします。わが子を留守番させて、行きますか? 留守番させるくらいなら、断りますか?

もはや「留守番」の範疇(はんちゅう)でもない中学生



ママスタコミュニティに「夏休みにママ友からランチに誘われた」という投稿がありました。子どもを留守番させていいものか、迷っているようです。お子さんの年齢によっては、ここは悩みどころかもしれません。ランチで不在にする数時間を子どもがひとりで留守番できるようになるのは、小学校高学年あたりからでしょうか。

ママスタセレクトには、わが子の長期休暇の過ごし方についての記事もあります。「学童に預ける」「塾や公共施設などに行かせる」といった声があがるなか、「子どもだけで留守番させる」という声も。年上のきょうだいがいたり小学4年生あたりからであれば、その選択肢もあるようです。
『みなさんなら、中学1年生の子どもをひとりで留守番させてランチに行きますか? 普通のママ友ランチです』
お子さんは中学1年生。しかも今回の場合は長期休暇の間ずっとではなく、ママ友と行くその日限定です。集まったコメントのなかには、戸惑う声もありました。
『何が問題なのか、わからない』
「留守番というか、中学生なら普通にひとりで過ごせるでしょ」「後ろ髪を引かれることは何もない」という人もいます。
参考:ママスタセレクト|短時間パートで学童に入れない!長期休みの子どもの過ごし方をどうする?

中学生でも「行かない」それぞれの家庭なりの事情


コメントをくれたママの8割以上が「ランチに行く」と回答しました。子どもが中学生ともなればフルタイムで朝から働いているママもいます。お昼ご飯は作り置きしたり、コンビニなどで買えるようにお金を渡している方が多いようです。

「行かない」と回答したのは、2割近くのママ。わが子がひとりで問題なく過ごせる年頃になっても「行かない」のには、どんな理由があるのでしょうか。
『ママ友とランチするくらいなら、子どもとランチしたほうが楽しい』
比較的多かったのは、こうした意見。投稿者さんがいうところの”普通のママ友”に引っかかったようです。久しぶりに会えることになった大切な友人なら、話は違ったのかもしれません。それほど気が合うわけではないけれど、諸事情から仕方なくつきあっているママ友がいる人もいそうです。
『内気なわが子。わが子が留守番している間に「うちの子、今、友達と遊んでいて〜」という会話を聞くと、せつなくなるから。夏休みじゃなくて、平日ならいいけど』
その他にも「友達に”義両親と同居だから、子どもを置いて行けない”と言われたことがある」というコメントもありました。じつの親なら気兼ねなくランチに行けそうですが、義親ということで気を遣うのでしょう。こうした何らかの事情がある場合に、「行かない」を選ぶのも理解できます。

「自分だけ楽しんでもいいの?」出かけることに後ろめたさも



「行かない」と回答したなかで他のママたちの目を引いたのが、こちらのコメントです。
『平日にいくらでも行けるから。休み中は子どもと全力で遊ぶ』
お子さんとの時間を優先したいと考えるママさんです。このコメントに対して「中学1年生の子と、全力で何をして遊ぶの?」といった疑問が複数寄せられました。
『うちにも中学生がいるけど、部活と塾で忙しい。一緒に遊びに行くのも親ではなく、友達とだよ。もう子どもは子どもの世界がある』
『わが家の中学生も、遊ぶのは友達と。一緒に料理をしたりはするけど、さすがに毎日は……。ひとりでマンガを読んだり、動画を観たりしているよ』
その親子なりの関係性があるでしょうが、長期休暇を親とずっと一緒に過ごす中学生は珍しいようです。多くは部活に励んでいそうですし、空いている時間は勉強や好きな動画を観るなど、自分なりに過ごしている様子。ママがかまってあげなくてはいけない時期は、もうとっくに過ぎている場合が大半かもしれません。「子どももひとりになるのを、むしろ喜びそう」「好きなものを食べてのんびり過ごせて、喜ぶよ」という声もありました。

問題なく出かけられそうな、夏休みのママ友ランチ。投稿者さんが迷うのは「ランチしていても落ち着かなさそうだから」だとか。お子さんがひとりで留守番できるのは間違いなくても、どう過ごしているかが心配なのでしょうか。ソワソワしてしまうのは、幼い頃からの習慣が抜けないせいかもしれません。
『子どもが遊びに行く予定がある日に、自分もその予定を入れると思う。わざわざ子どもがいる日に当てることはないかな』
子どもの部活動がお昼帯にかかる日を選んで、ランチに出かけているママもいました。わが子が日常を過ごしているのに自分だけ楽しんでいるようで、気が引けてしまうことも考えられます。
『子どものご飯は作り置きして、帰りにお土産を買って帰る』
幼い頃から染みついている「いつでもわが子が心配」となってしまう習慣も、中学生にもなったのであれば、そろそろ”卒業”してもいいのかもしれません。その一歩として、これまでわが子に向けていた思いを、少し自分に向けてみてはどうでしょうか。ママ友ランチはそのひとつのきっかけになりそうです。子どもには子どもの世界がある、そしてママにはママの世界があるのです。どこか後ろめたいのであれば、この方のように穴埋めとしてお土産を買って帰るのもおすすめです。いつか子離れするときのために、今から少しずつ準備を始めておくのも悪くなさそうですが……。いかがでしょうか?

文・鈴木麻子 編集・すずらん イラスト・猫田カヨ

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