ホンダ4人でデータ収集に注力。中上貴晶「厳しい走りが続いたが、全体としては一歩前進できた」/第10戦イギリスGP

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2024年08月05日 15:50  AUTOSPORT web

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中上貴晶(ホンダ・イデミツLCR)/2024MotoGP第10戦イギリスGP 決勝
 8月4日、2024年MotoGP第10戦イギリスGP MotoGPクラスの決勝レースがシルバーストン・サーキットで行われた。中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は15位で終え、今季6度目のポイントを獲得した。

 中上は日の丸をイメージしたカラーリングのホンダRC213Vを決勝日に駆り、MotoGP(WGP)75周年を祝った。

 ところが、この週末のマシン改善に苦戦していた中上にとっては、決勝レースも厳しい戦いとなった。コースの一部でのフィーリングが悪く、思った通りに走ることができなかったが、最後までプッシュして16位となった。

 その後、ルカ・マリーニ(レプソル・ホンダ・チーム)がタイヤ空気圧の違反で16秒加算のペナルティが与えらえたため、中上は15位に繰り上がり1ポイントを獲得した。

 4名のホンダ勢は、イギリスGPでそれぞれ異なる仕様にトライ。中上は他のライダーと異なる方向性だったために結果として苦戦したが、マシン改善の方向性の手がかりとなるデータを収集した。

 後半戦のどこかではマシンのアップデートがあり、次戦オーストリアGPで新型マシンが導入される可能性もある。そのため、これまで積み上げてきたデータを活かす戦いとなっていく。

■LCRホンダ・イデミツ
中上貴晶(決勝:15位)
「今大会は厳しい走りが続きましたが、多くのデータを収集でき、結果的に改善の方向性を知る手がかりにもなっています。今大会は気温など連日コンディションが変わり、タイヤの選択など難しいレースでしたが、ホンダ勢全体としては一歩前進できた大会でした」

「次のレッドブル・リンクも引き続き、マシンのパフォーマンスを最大限活かせるように集中します」

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