義両親が近くに住んでいると、ママたちが家にいないときに訪ねてくることがあるかもしれません。ママスタコミュニティのあるママの場合は、義父が連絡なしに家にくるのだそう。こんな相談がありました。
『車で15分のところに住んでいる義父が、家に誰もいないときにきます。しかも連絡なしです。パートから帰ると庭の草取りをしています。私も仕事帰りに家でやることもあるし、正直ありがた迷惑です。旦那が何度か言ってもやめないです。迷惑と思うのは失礼ですか?』
仕事から帰宅したら、庭で義父が草取り……。そうなると、声をかけたりお茶を出したりと、投稿者さんは義父のために時間を使うことになってしまいますね。帰宅した後はやることもあるので、その時間がもったいないと思うのかもしれません。投稿者さんはありがた迷惑だと感じていますが、他のママたちはこうした状況をどう感じるのでしょうか。
義父の行いは、ありがた迷惑
『いないときに終わらせて帰ってくれていればまだいい。でも帰ってきてもいるなら無理だわ。仕事が終わって帰宅したら疲れているし、相手をするのは辛い。迷惑』
『パート帰りは一旦ソファーでダラダラ過ごしたいのに、家の中でなくても義父がいるのは全然落ち着かないし迷惑でしかないね』
仕事から帰宅したら、まずは一旦ゆっくりと休みたいと思うものでしょう。でも義父が庭で作業をしていたら、それも叶いませんね。手伝ったりお茶を出したりすることになりそうですから、疲れているママからすれば迷惑に感じてしまうのでしょう。投稿者さんが迷惑と感じるのは不自然なことではなく、ママたちからも共感の声がありました。
今は迷惑かもしれないけれど、いずれ考え方が変わるかも
『義父が草取りをしだすと手伝わないといけなくて、すごく嫌だった。そのうち雑草を抜いていると気づいても手伝わなくなった。でも義父も年を取りこなくなってから、ありがたいことだったと思っている。草取りは大変な作業』
今の話をすれば、義父の行いは投稿者さんにとって迷惑なことになってしまうでしょう。でもこの先ずっと義父が庭の草取りができるかというと、そうではありませんね。義父が年を重ねると体力的にも家にくるのが難しくなるでしょうから、そうすると投稿者さんの家の庭は雑草が生い茂るようになるかもしれません。庭の草を取る作業は、実はとても大変なこと。後からそれに気づいたママもいます。あとで振り返ったとき、義父がしてくれたことに感謝するかもしれません。
『庭の手入れだけなら、義父のことは無料のセキュリティだと思うことにしよう』
義父が庭にいることで防犯となっていると考えることもできそうです。庭に人がいれば不審者も近づかなくなるでしょう。ポジティブな捉え方をすると、投稿者さんのイライラも軽減されそうですね。
義父への対応の仕方は?
『勝手にやっていることなのに、いずれ「今までの恩があるのだから、あれも手伝え! これもやれ!」と言い出しそう。はっきりと「嬉しくないし迷惑でしかない」と言わないと、向こうは「自分は感謝されるべき存在」と勘違いして、いろいろと要求してくるかもよ』
『無視してほうっておくわけにもいかないし、結局気を遣わせていることに気づいてほしいね。仕事終わりで疲れているときに対応ができないので、やめてもらっていいですかと言ってみるとか』
庭の手入れは投稿者さんが頼んだことではなく、義父が勝手にしていること。でもいずれ義父からは、庭の手入れをしたことを理由にいろいろと見返りを求められるかもしれません。そうなってからでは遅いので、早い段階で義父に自分の気持ちを伝えた方がよいとのアドバイスもありました。一方ではっきり迷惑だと伝えると、義父の行いを否定することになってしまいます。義父の気持ちに配慮した言い方や方法を考えるとよいかもしれませんね。
とはいえ既に何度断っても効果がないとのことで、もうとる手段はこれしかないのではないでしょうか。
義父が好きでしていること、何もしなくても問題ない
『草取りくらいなら気にしない。洗濯物も外に干さないし、合鍵を渡していないなら家の中には入れない。お茶飲む? くらいは声かけて後は放置』
『旦那が言ってもダメなら相手にしないしかないんじゃない? 草を抜いているところに帰ってきても「こんにちは」と言って自分は家に入る。それでキレられても、向こうが勝手にやっているんだから知るかという感じ』
庭の草とりは義父が好きでしていること。投稿者さんがお願いしたわけではないので、手伝ったりする必要はないでしょう。もし何もしないことで義父が怒ったとしても、それは筋違いだと話すことができますね。それでも義父の存在を完全に無視するのは難しいでしょうから、ときどき声をかけたり、場合によってはお茶を出したりするのもよさそうです。ただ義父としても、黙々と草取りをしたくて邪魔されたくないと思っている可能性もあります。投稿者さんはあまり気にし過ぎずに、それぞれがその時間にやりたいことをしてもよいのではないでしょうか。
文・こもも 編集・有村実歩 イラスト・森乃クコ
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