ナポリ幹部がオシムヘンの退団希望を認める…代役候補は「ルカクである必然性はない」

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2024年08月11日 16:25  サッカーキング

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去就に注目が集まるオシムヘン [写真]=Getty Images
 ナポリのジョヴァンニ・マンナSD(スポーツ・ディレクター)が、ナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンの去就に言及。同選手が退団を望んでいることを明かした。10日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えた。

 現在25歳のオシムヘンは2020年からナポリでプレー。2022−23シーズンはセリエAで26ゴールを挙げて得点王に輝き、33年ぶりの優勝に大きく貢献した。昨シーズンも開幕前に退団が噂されたが、公式戦32試合の出場で17ゴールを記録した。

 オシムヘンとナポリの2026年6月末までの現行契約には、1億3000万ユーロ(約208億円)程度の契約解除条項が付帯。多くのビッグクラブが獲得に関心を示しているが、去就はいまだに不透明な状況だ。

 そんななか、マンナSDは「ヴィクターは退団を望んでおり、昨年にも同様の状況があった。私たちには彼の代わりとなる選手たちがチームにおり、私たちは冷静だ。オシムヘンは強力な選手だが、私たちはグループに一体感をもたらしたいし、集団が創造される過程を守りたい。(移籍市場の閉幕まで)残り20日、何が起こるか見てみよう」とコメント。これまでプレシーズンの試合に出場せず、10日のコッパ・イタリア1回戦モデナ戦でもメンバーから外れたオシムヘンを取り巻く現状を説明した。

 ナポリがオシムヘンの代役としてチェルシーに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクの獲得を進めているとも噂されているが、「ルカクはチェルシーの選手だ。それに私たちには(ジャコモ・)ラスパドーリや他の選手たちがおり、私たちは冷静だ。新しい攻撃的な選手がやってくる可能性はあるが、それがルカクである必然性はない」とマンナSDは強調。

 また、同SDは、アントニオ・コンテ監督が獲得を望むとされるベンフィカのブラジル代表FWダヴィド・ネレスについてもコメントした。

「ネレスは強力なベンフィカの選手だ。私たちは多くのプロフィールの動向を注視しており、私たちにとって何が最善の解決策なのか理解するのには少々時間がかかるだろう」

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