スビメンディ、リヴァプールからのオファーを拒否か…レアル・ソシエダと新契約締結へ?

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2024年08月13日 11:18  サッカーキング

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去就注目のスビメンディは今夏ソシエダ残留へ? [写真]=Getty Images
 レアル・ソシエダに所属するスペイン代表MFマルティン・スビメンディが、リヴァプールからのオファーを拒否したようだ。12日、『BBC』や『スカイスポーツ』など複数のイギリスメディアが伝えている。

 9年間に及ぶ“長期政権”を築いたユルゲン・クロップ氏が昨シーズン限りで退任し、今夏にアルネ・スロット監督を迎えたリヴァプール。新体制で臨む2024−25シーズンに向けて、クラブは今夏の移籍市場での中盤の補強を画策。とりわけ、日本代表MF遠藤航が主戦場とするアンカーのポジションに新戦力を迎える可能性が高いと度々報じられていた。

 リヴァプールが獲得に照準を定めたのが、今夏のEURO2024優勝メンバーでもあるスビメンディ。今夏にバイエルンやアーセナルも関心を寄せた同選手に対し、リヴァプールは契約解除金の6000万ユーロ(約97億円)を全額支払う構えを見せつつレアル・ソシエダとの交渉を進行。一部では本人もプレミアリーグ移籍に前向きと報じられ、その去就には大きな注目が集まっていた。

 しかし、スビメンディはリヴァプールからのオファーを拒否した模様。バイエルン、アーセナルに続いてメガクラブからの提案に三度断りを入れ、今夏はレアル・ソシエダに残留することが濃厚となったようだ。報道によると、同選手はレアル・ソシエダと新契約を締結する可能性が高まっているとのこと。リヴァプールからのオファーはより好条件だったものの、“無条件の愛”ゆえに現在のクラブに留まるという決断を下したという。

 1999年2月2日生まれで現在25歳のスビメンディはレアル・ソシエダの下部組織出身で、2018−19シーズン途中にトップチームデビューを飾った。その後は中盤の主軸に定着すると、ここまで公式戦通算188試合に出場し8ゴール7アシストをマーク。2021年6月にはスペイン代表にデビューし、ここまで国際Aマッチ通算10試合に出場している。
 
 なお、イギリスメディア『アスレティック』によると、現時点でリヴァプールはスビメンディに代わるアンカーの獲得は検討していないという。
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