熱中症で同僚が倒れても「すぐ救急車呼ぶな」　エアコン無し、扇風機のみの環境で働く女性

これだけ暑いと職場でもエアコンは必須だが、埼玉県に住む20代後半の女性（教育・保育・公務員・農林水産・その他）の職場では、

「室内なのにエアコンつけてくれません」

と悲鳴を上げる。（文：真鍋リイサ）

「室内でたくさんの人が毎日命懸けで働いてます」

「何人も熱中症で倒れてるのに、頼んでも会社は扇風機のみでクーラーに対応してくれません」

昔と違い、扇風機だけではかなり厳しいだろう。しかも熱中症で倒れた同僚への扱いも衝撃的だ。大事にしたくないのか、「すぐ救急車呼ぶな」と言っているのを聞いたそうだ。

「酷暑にまでなる場所なのに、室内でたくさんの人が毎日命懸けで働いてます」

女性が「大手ですが労働基準法には引っかかってる気がする職場」と言うように、熱中症患者が出ているのにエアコンをつけないのは異常だろう。早急に対応を図るべきだ。

また宮城県に住む50代前半の女性（教育・保育・公務員・農林水産・その他）は、「ウチの夫の職場でも毎日壮絶なエアコン温度設定問題が起きてるそうです」と打ち明けた。

夫に「凍らせた麺つゆでざるそば」を持たせる

「女性が2人しかいない職場で男性陣は約30名」という男所帯な職場だが、どうやらベテラン女性の意見が通るらしい。

「温度設定を25度にするとすかさず設定温度を28度に、さらに窓を開ける」

ベテラン女性は寒いなら羽織ればいいが、暑いからと言って脱げない男性たちはつらいだろう。最初は夫が大袈裟に言っていると疑い半分で聞いていた女性も、今では夫を心配しているようだ。

「この猛暑の中、お弁当は凍らせた麺つゆでざるそばかざるラーメンを持たせています」

せめて食事で涼を取ってほしいものだ。

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