【サーキットを旅立つ女神たち】muta racing fairies後藤佑紀「レースクイーンでもこんな体験はなかなかできない」

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2024年08月27日 19:00  AUTOSPORT web

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2024年でレースクイーン/レースアンバサダーの活動を卒業することを発表した後藤佑紀さん
 スーパーGTも折り返しを迎え、残り4戦となった2024年シーズン。2カ月ぶりの開催となった第4戦富士では、レースウイーク前に今シーズン限りでの卒業を発表するレースクイーン/レースアンバサダーたちが多く見られた。彼女たちはどんな思いでレースクイーン/レースアンバサダーに挑んでいたのだろうか?

 今シーズン、muta racing fairiesとして2号車muta Racing GR86 GTをサポートしている後藤佑紀さん。2019年にSUNOCOイメージガールとしてデビューし、レースクイーン歴は6年目となる。彼女がレースクイーン卒業を決めた理由は、趣味で始めたカメラだった。

「本格的にカメラの勉強をしたいと思って、卒業のタイミングをずっと考えていました。富士戦では、たくさんのファンの方も来ていただけると思うので、なるべく早いタイミングで伝えたほうがいいかなと思い、富士戦の前というタイミングにしました」と後藤さん。写真撮影の趣味が高じて、今シーズンからスーパーフォーミュラでニコンフォトサポアンバサダーとして活動をしている。
 
今日のトークショーの写真を📷´-また新たにアドバイスをいただいて決勝で撮るのが楽しみになりました🥰みんなの写真も載せてください🫶https://t.co/n41VUlFuKs #sformula #フォトサポ pic.twitter.com/eW0WlbazIs— 後藤佑紀👶🍺きのちゃん (@kino_chan0219) August 25, 2024
 
 後藤さんが6年間活動してきて、サーキットで特に思い出に残っているのは2021年KeePer Angelsとして2年目を迎えた時だったようだ。

「2020年にKeePer Angelsを務めさせて頂き、その年は最終戦のファイナルラップでチャンピオンを逃してしまう印象深い出来事がありました。その次の年もKeePer Angelsを継続させて頂き、開幕戦でポールポジションを獲得した瞬間がいちばん思い出に残っています」

「スタート進行ではほぼ泣いていました。グリッドボードを持って先頭を歩いていた時は我慢できたのですが、ポールポジションに着いて、マシンが自分の目の間に入ってきた時、レースクイーンをやっていく中でこんな体験はなかなかできないし、ありがたいと思うと同時にやり切った感も出てきて、感動していました」と後藤さん。

「レースクイーン業務のなかでも毎戦楽しみにしていのは、キッズウォークですね。本当はピットウォークと言いたいところなんですが、ちいちゃい子が好きなので、キッズウォークは楽しいし、癒しの時間でした」と振り返る。


 残り4戦、彼女はどのような思いでサーキットに立つのだろうか?

「カメラをやるようになって、撮る側も撮られる側も意識してできるようになりました。ポージングも前より上手くなっているかもしれないので、そこに注目して欲しいです」と後藤さん。卒業の目標もはっきりと見据えている。

「今シーズン、スーパーフォーミュラで、ニコンが行っているフォトサポというサービスのアンバサダーをさせていただています。他のレースカテゴリでもどんどんカメラの輪みたいなのを広げていきたいと思っています。また、撮影の技術を上げてチームカメラマンやオフィシャルカメラマンを目指していきたいです」と語ってくれた。

 残り4戦となったスーパーGT。彼女の活躍にも注目だ。

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