8月27日、東出昌大が自身のYouTubeで結婚を発表した。相手は元女優の松本花林。
まだ記憶に新しいが、東出といえば'13年にNHK朝ドラ『ごちそうさん』で夫婦役を演じた杏と'15年に結婚。3人の子どもを授かったが、'20年に唐田えりかとの不倫が報じられ、同年に離婚。所属事務所との契約が解除となった後はフリーで活動している。
'21年の冬ごろからは北関東の山奥で狩猟をしながら“半自給自足生活”を送っていることが知られると、各メディアが取り上げ話題となった。彼のもとには若手俳優や友人らが訪れるようになり、今でもメディア関係者が頻繁に訪れている。
俳優業も活発に
また、3人の女性と“同居生活”を送っていると報じられたことがありSNSでは非難の声も上がったが、実際には、女性たちはそれぞれ家を借りて住んでいて、食材などを分け合って生活してるということで“同居”ではなく“共同生活”といった方が正しかったようだ。
結婚相手はその3人の中の1人。東出本人の話によれば、交際を開始したのは今年に入ってからだというが、「特に仲が良さそうだった」という周りの声も聞かれる。
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そんな東出の“山小屋隠遁生活”ばかりが話題に上がるが、彼は俳優業もしっかりとこなしている。ドラマこそまだ出演がないが、映画は昨年、『飛べない風船』『Winny』で主演、ほかに話題作『福田村事件』『コーポ・ア・コーポ』に出演。今年に入ってからは、自身の山暮らしに1年間密着したドキュメンタリー映画『WILL』と『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』が公開され、公開を控えている作品もまだある。
一時期、俳優としての実力を問われたこともあったが、映画界では彼の実力を認める声は大きい。映画配給会社の社員によれば、
「若手の監督で東出さんを指名する人は結構いて、人気です。杏さんと離婚したときは不倫を責める人たちが、なんでもかんでも彼を責めたくて“演技力もない”と非難していましたが、そんなことはないと思います。仮に昔はそうだったとしても、今は違いますよ」
「彼はバカじゃない」
そして、東出が起用されるもう1つの理由が。
「人柄です。ほんとに“イイやつ”ですよ。あのころはまだ配慮が足りなくて、すぐ調子に乗るところがあり、酒癖も言われているほど悪いわけではなかったけど、鬱陶しいと思った人はいたでしょうね。でも、仲間にも後輩にも慕われていて、“東出と仕事したい”という監督やスタッフは多いです。演技力は場数をこなしていけば、ある程度までは付いていきます。名優と言われる人なら、どんなに性格が悪くても仕事が入ってくると思いますが、そんな一握りの飛び抜けた役者以外は、性格が悪ければ一緒に仕事したいと思う人はいないでしょう。最後は人柄がモノを言うんです。彼はバカじゃない。いろいろ叩かれたことで、何がいけなかったのかちゃんとわかって反省しています」(映画プロデューサー)
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かつてメディアのインタビューで、
《物や人への執着が薄れて、期待することも、怒ることもなくなりましたね。動物たちって、食べること、自分が食べられないようにすること、子孫を残すこと、この3つだけをシンプルにやりながら生きているんですよ。そういう彼らと同じ目線に立って生活していると、そもそも怒りって必要なのかなとか、生きるって何だろうとか毎日考えています》
《自然体で生きていきたいですね》
と語っていた東出。不倫騒動と山での生活から学んだものは多かったようだ。
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