木村拓哉 筒井道隆から“主役辞退”の直言…視聴率1桁低迷で求められる「方向転換」

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2024年09月05日 11:10  web女性自身

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「なんかすごく大御所みたいになってて……」



8月27日、生放送の情報番組『ぽかぽか』(フジテレビ系)で木村拓哉(51)について、心配する発言をしたのは筒井道隆(53)だ。筒井といえば、木村が出演した’93年放送の人気ドラマ『あすなろ白書』(フジテレビ系)で主演を務めた。フジテレビ関係者は言う。



「この日の『ぽかぽか』はレギュラー出演中のMC・神田愛花さんが夏休みのため、石田ひかりさんがMCを担当。フジの連ドラ『あの子の子ども』に出演中だったため、番宣を兼ねての“代打”でした。この番組はゲストのトークが目玉の一つ。そこで事前に石田さんに誰に会いたいかと聞いたところ、『あすなろ白書』でW主演した筒井さんの名前が出たのです」



生放送では当時の『あすなろ白書』の映像が流れるなど、和やかな雰囲気に包まれた。その後、昨年5月、木村の主演ドラマ『風間公親−教場0−』(フジテレビ系)第6話に筒井がゲスト出演した話題に。撮影現場で久々の再会となった2人だが、木村は筒井には「気さく」に接してくれたという。



だが、筒井は木村を殿様扱いする現場の関係者たちを目撃したことを思い出したようで、冒頭のようにトーク中にこう語ったのだ。



「あれ、よくないですよ。寂しいと思いますよ。なんかそんな気がします」



しみじみとそう言って、木村の心情を推察。そして、こう続けた。



「なんかトメ(※作品クレジットの最後に出てくる出演者のこと)とかやればいいのにねって思っちゃう。主演じゃなくて……と思うんですけどね。2番手とかやるとまた視点が変わるから、なんか楽しいと思いますよね。“え〜なんかもったいないな”と思って……」



木村に対して、“主役辞退”まで直言した筒井に、SNSでは『あすなろ白書』を知らない若い世代を中心に厳しい声も上がっていたのだが――。



■木村の自宅で、朝6時まで飲み会



「実は木村さん、筒井さん、石田さん、西島秀俊さん、鈴木杏樹さんの『あすなろ白書』主要メンバー5人は共演を機に意気投合し、定期的に“同窓会”を開いているんです」(当時を知る制作関係者)



自由な大学生活も描いた『あすなろ白書』時代、現役大学生だった西島は当時のインタビューで撮影秘話を語っていた。



《ムードメーカーは拓哉かな。俺はね、ツッコミ役。あいつらが俺のことどう思ってるかが気になるなぁ》(『JUNON』’93年12月号)



木村本人も、同誌でこんな打ち明け話を――。



《この前、筒井くんと西島くんが家に飲みに来たんだよ。朝の6時くらいまでズーッと飲んでた。芝居の話とか、いろんな話をした。女の子の話? そりゃ、しますよ。女の子だって集まれば男の子の話するでしょ。一緒ですよ、ぼくらも(笑)》



共演当時から気心の知れた仲間だったのだ。前出の制作関係者は続ける。



「筒井さんはフランクな方で、胸襟を開いた相手にはズバッと言うところがあります。拓哉さんはメンバー最年少ということもあり、役者としてのアドバイスを積極的にしていたようですね。20代のころから5人は“将来、みんなおじさん、おばさんになっても一緒に仕事したいね”と誓い合ってきたといいます」





■前回の「あすなろ同好会」の幹事は拓哉



石田は今年6月、同じく『ぽかぽか』に出演した際、“あすなろ同窓会”の存在を告白していた。



「数年、開催されてないんですけど、『あすなろ会』というのがあって、5人で集まってるんです。ずっと会いたいね、会いたいねというのがあって。5人はなかなか予定が合わないので……。最後に開催したのはコロナ前なんです。それは全部、木村くんがセッティングしてくれました。お店も予約してくれました」



木村が幹事を務めた最後の“あすなろ同窓会”は6年前の’18年だった。前出の制作関係者は言う。



「5人とも忙しすぎて、疎遠な時期もあったようですが、西島さんが’16年に『SMAP×SMAP』に出演した際、木村さんと連絡先を交換したと聞きました。それを機に5人のスケジュールをなんとか調整した“同窓会”会場にいちばん乗りだったのは、木村さんだったそうです。“あすなろ会”では当時の思い出話に花を咲かせた後、近況報告がおこなわれ、おのおのの出演作を語り合っているといいます」



前出のフジテレビ関係者は言う。



「『あすなろ会』の5人はいまも役者として引っ張りだこです。特に西島さんは主演作『ドライブ・マイ・カー』がカンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞し、昨春にはハリウッドの大手エージェンシー『CAA』と契約するなど、国際派俳優として活躍しています。そんな西島さんでも、主演にはこだわっていません。



一方で、木村さんは’96年の『ロングバケーション』(フジテレビ系)以降、出演作のほとんどすべては主演です。高額な制作費を投じ、“高視聴率俳優”として時代を彩ってきましたが、近年の主演作は視聴率も1桁となり、局側には方向転換を求める声もあります」



昨年、織田裕二(56)が助演としてドラマ『シッコウ!!』(テレビ朝日系)に出演するなど大物俳優が脇に回ることが増えた。



「そうした背景もあり、筒井さんは木村さんが主演以外に挑戦することで、さらに役者として飛躍できると確信しているのでしょう。今回、石田さんと出演した番組であえて発言することで、“言いたいことがあるなら、同窓会でまた語り合おう”と提案しているのでは……」(前出・フジテレビ関係者)



冒頭の『ぽかぽか』出演直前、石田は筒井とのトーク共演を木村にLINEで伝えたところ、《アイツ、大丈夫なのかな?》との返信があったという。青春時代、自宅で朝まで飲み明かした30年来の盟友からの同窓会開催“挑発”に幹事・木村はどう動くのか――。

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