<バドミントン:全日本社会人選手権>◇最終日◇11日◇鳥取県民体育館◇混合ダブルス決勝
21年東京オリンピック(五輪)女子ダブルス代表の福島由紀(31=岐阜Bluvic)、23年全日本総合男子ダブルス王者の古賀輝(30=NTT東日本)組がストレート勝利を収め、同種目初優勝を飾った。
決勝で篠谷菜留(30)柴田一樹(26)組(NTT東日本)を2−0(29−27、21−15)で破った。福島は優勝インタビューで「よく動いて打ってくれてカバーしてもらって勝つことができた。うれしいです。パートナーが面白いので、楽しんでできました」と古賀に感謝。その古賀も「自分自身も楽しかった。パートナーに楽しんでもらえてよかった」とほほ笑んだ。
互いに譲らぬ展開となった第1ゲーム(G)では、26−27と5度目のゲームポイントを握られた場面でも、粘り強くラリーを続けた。連続得点で逆転し、最後は福島のサービスエースで勝ち切った。第2Gでも前衛の福島と後衛の古賀が息の合った連携をみせた。
福島は女子ダブルスでペアを組む広田彩花(30)が8月に左膝を手術し、現在はリハビリ中。今大会は同学年で同じ九州出身の古賀と相談し、混合ダブルスに臨んでいた。
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