<フィギュアスケート:ロンバルディア杯>◇15日◇第3日◇イタリア・ベルガモ◇男子フリー
昨季の世界選手権8位の三浦佳生(19=オリエンタルバイオ/明治大)は、ショートプログラム(SP)の出遅れを取り戻すことはできなかった。
SPに続きジャンプにミスが相次ぎ、フリー158・33点の合計234・75点で4位。3位の佐藤駿(エームサービス/明治大)とは50点以上の差をつけられてしまった。
フリーは「シェルブールの雨傘」。力強さを前面に押し出した昨季の「進撃の巨人」とは別の角度からのアプローチとなる。今季の目標を「安定感のあるスケート」と掲げていたが、国際大会初戦はほろ苦い結果となった。
それでも、演技直後は頭を抱える姿もあったが、キス・アンド・クライでは笑みを見せて前を向いた。先月中旬に鍵山優真(オリエンタルバイオ/中京大)、佐藤駿(エームサービス/明治大)らと参加したイタリア合宿では「もっと強くなる必要がある」と誓った19歳。26年ミラノ・コルティナダンベッツォ五輪を見据え、力強く歩んでいく。
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