“新人なのに貫禄がありすぎる!”と話題のフジテレビアナウンサー・上垣皓太朗アナウンサーが初のMCを務め世界で盛り上がりを見せるキャラクタービジネスに焦点を当てた専門番組『キャラビズジャーナル』(毎週日曜 前5:10分〜5:40※関東ローカル)が10月6日から始まる。放送を直前に控える中、入社1年目ながらも一際目立つ存在として注目される上垣アナに同番組の魅力に加え、自身のルーツについても存分に語ってもらった。
【写真】意外な才能?…上垣幸太郎アナが手掛けた等高線おばけ 同番組では上垣アナが業界のイマを探るため、各分野の専門家たちを訪ねて、話題のスポットや企業の裏側に潜入取材していく。上垣アナは8月に『街グルメをマジ探索!かまいまち2時間SP』で初めてGP帯での番組進行を務めたばかり。そこでも魅力を放った上垣アナだが、この『キャラビズジャーナル』で地上波レギュラー番組の初MCを飾る。そんな上垣アナは、「架空の学校を想定したテストづくり」という一風変わった特技を持ち、本番組の初回ロケでもその特技を活かしたオリジナルクイズが登場する。
初回ロケは原宿・キデイランド。「ちいかわ」「リラックマ」などかわいいキャラクターたちに囲まれた上垣アナがキデイランドの間宵薫会長や津村孝彦社長に直接取材。「創業当時の様子」や「キデイランドの一番のターニングポイント」、「今でも会長の印象に残っているお客さん」などを質問しながら、独特な姿勢と言葉のチョイスで業界の謎をひもといていく。
――初回ロケを終えた今の心境を教えて下さい
小売店、僕たちに1番近いところにお邪魔できるということで、とても親しみを持って取材することができました。それから、ビジネスの一線に立たれている会長はどんな方なんだろうという思いがあったのですが、キャラクターへの素朴な愛情みたいなものをストレートに表現されていて、素敵な方と出会える番組なんだなというのを感じました。
――初の地上波レギュラーについての受け止めを教えて下さい
最初にお話いただいた時はびっくりしました。今でも緊張していますし、不安が大きいです。ただ、1年生記者であるからこその気づきに、正直になれたらいいなと思っています。「全然わからないので教えてください」というのは、ある意味では武器でもあるので、視聴者の方に分かりやすくお伝えできる仕事ができればいいなと思います。初めてのMCで、本当に私でいいのかという気持ちです。だからこそ気負わずに努められたらいいなと思っています。
――上垣アナの好きなキャラクターを教えて下さい。
やっぱり「めざましくん」ですかね。意外なのは目覚まし時計なのに針がないというところ(笑)。結構チャーミングだなと思いますね。
――上垣アナがキャラクターを作るとしたらどんなキャラを仕上げますか?
そういうご質問が来るかと思いまして、自作キャラクターを…。こちらは「等高線おばけ」という名前を付けています。私は地形図が好きで、等高線のマークと、それからこれが地図記号の針葉樹林で、これが広葉樹林ですね。ただ、これもライセンス的に言うと、地図記号には著作権がないというところを踏まえてのキャラですね。構想から完成までは大体10分ぐらいでした。
――“新人なのに貫禄がありすぎる!”とスポットが当たることについてどう感じていますか
意外ですね。そして戸惑いがあります。ただ、テレビをこれだけたくさんの方が見てくださっているからこそだと思いますので、私に対してのというよりは、テレビに対しての皆さんの期待という風に受け止めようと。そして、謙虚にやっぱり頑張らないと、ここで浮き足立ってはいけないという気持ちです。
――特技にしている「架空の学校を想定したテストづくり」について教えて下さい。
学生時代、問題を解くより自分が問題を考える方が楽しいなということに気づき始めまして。文章とか読んでいても、「ここに傍線を引いたら、いい問題ができるな」みたいに思うようになってしまったんですね笑。そして、本当にありがたい話なんですけれども、ロケを終えて、視聴者の皆さんに最後におさらいのテストを1問、私が出すということになりました。ここはご期待いただければと思います。
――“貫禄”に加えて豊富な語彙力も上垣アナの魅力だと思いますが、そうした知識はどこで培われたのでしょうか?
アナウンサーになったからというのはもちろんですが、個人的にはやっぱり言葉が好き。テレビ、ラジオが元々好きで、放送に特別の関心を持って見ていたので、「こういう言葉遣いがあるんだな」というのを今考えれば学んでいたということですね。それが今、生かされているのであれば、ありがたいなと思います。
――今回の大役を務めるに当たりアドバイスをもらった先輩社員はいますか?
佐々木(恭子)アナからは「等身大でいってほしい」と。何かを狙うこともないと思うから、 リアルな自分のままで行って帰ってくればそれでいいんじゃないかという。そういうアドバイスをいただきました。