チェ・ミンシク、キム・ゴウン、ユ・ヘジン、イ・ドヒョン共演の『破墓/パミョ』よりメイキング映像と写真が解禁された。
本作は、2024年に韓国で約1,200万人を動員し、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』や『パラサイト 半地下の家族』を超える大ヒットを記録した話題作。第60回百想芸術大賞で4冠を達成し、第57回シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭では審査員特別賞を受賞するなど、国際的な評価も高い。監督は『プリースト 悪魔を葬る者』『サバハ』のチャン・ジェヒョンが務めた。
この度解禁となったのは、撮影秘話、こだわった点など、キャスト&監督が自ら解説するメイキング映像。
チャン・ジェヒョン監督は本作を「墓に隠された秘密を描いたサスペンス・スリラー」と話す。そして、風水師サンドク(チェ・ミンシク)について、「ミンシクさんの表情には全てをリアルにする不思議な力がある」と大絶賛。
続けて「ゴウンさんの顔つきには韓国っぽさもある。カリスマ性や鋭さなど色々な顔が」と巫堂(ムーダン)のファリム(キム・ゴウン)にも言及。チェ・ミンシクも「ゾッとしました。本職の巫堂かと思った」とキム・ゴウンが披露した“テサルお祓い”シーンを回想した。
また、監督は葬儀師ヨングン(ユ・ヘジン)という役についても「とても的確にかつ淡々と演じてくれた」と述べ、巫堂ファリムの弟子ボンギル(イ・ドヒョン)については、「カリスマ性や演技力、全てを備えた俳優で、会ってみたかった」と語る。
キム・ゴウンは超豪華キャスト陣との共演について「みんなすごく強烈なキャラなので、共演するのが楽しみだった」と話し、チェ・ミンシクは「みんなプロ意識を持ってました」と当時をふり返ると、監督は「想像を超える化学反応が起こりました。それだけでも見応えのある映画かと」と本作の見どころを伝えている。
一方、チェ・ミンシクはジャンル映画監督と呼ばれるチャン・ジェヒョンについて、「韓国映画の多様化という点でも、独自のジャンルをうまく開拓してる」と評価、ユ・ヘジンも「まさに“ジャンル職人”だ」と唸り、イ・ドヒョンも「撮影はスムーズで、さすが“職人”だと思った」、キム・ゴウンも「CG に頼らないと決めた監督も素晴らしい」と現場での演出を絶賛している。
そんな監督も「全ての小道具やセットが主役になるように、本物らしさにこだわった」と製作の裏側を語っている。
最後にチェ・ミンシクは「人間や自然への限りない愛が描かれている。皆さんは劇場で何の先入観も持たず、ただ楽しんでください」と話すと、ユ・ヘジンは「すごく奇妙で初めて見るスリラーです」、キム・ゴウンは「『破墓/パミョ』は日本でも劇場公開されます」、イ・ドヒョンは「ご期待ください」と、日本のファンへメッセージを送っている。
『破墓/パミョ』は新宿ピカデリーほか全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)