ソル・ギョングとチャン・ドンゴン、キム・ヒエ、クローディア・キムが名匠ホ・ジノ監督のもとに集結した『満ち足りた家族』(英題『A Normal Family』)が、2025年1月17日(金)より公開決定。ポスタービジュアルの解禁とともに、11月中旬にチャン・ドンゴン&ホ・ジノ監督の来日も決定した。
弁護士の兄と医者の弟。それぞれに麗しい妻を持ち、高校生の娘・息子を育て、何不自由ない満ち足りた生活を送っていた。だがある日突然、2人は子どもたちに関する恐るべき秘密に直面し、家族の運命が狂いはじめる――。
商業長編監督デビュー作『八月のクリスマス』で、韓国映画ニューウェイブの始まりをいち早く世界に告げたホ・ジノ監督。その演出力への絶大な信頼から数多の俳優たちが出演を嘱望してきたホ・ジノ監督の最新作『満ち足りた家族』では、家族間の親密な描写を細やかに積み重ねながら、人間の心理の奥底に潜む淀みや揺れ動きを緻密に、衝撃的に描きあげた。
弁護士である兄ジェワンを演じるのは、『ペパーミント・キャンディ』『オアシス』から『罪深き少年たち』、最新ドラマ「ハイパーナイフ 闇の天才外科医」まで第一線で活躍を続けるソル・ギョング。
弟の小児科医ジェギュには、『ブラザーフッド』などに出演する人気スターであり約5年ぶりのスクリーン復帰となるチャン・ドンゴン。
その妻ユンギョンには、韓国ケーブルテレビ史上高視聴率を記録したドラマ「夫婦の世界」に主演、ソル・ギョングとNetflixシリーズ「旋風」などで共演経験のあるキム・ヒエ。
ジェワンの妻ジスに、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』などハリウッドでも活躍、「ヒーローではないけれど」も記憶に新しいクローディア・キム(スヒョン)。
韓国を代表する名優たちの競演により、ホ・ジノ監督ならではの細やかで陰影に富む心理描写をさらに究め、自身の最高峰とも呼ぶべき傑作に結実させた。
2023年トロント国際映画祭でワールドプレミアされた本作はその好評が瞬く間に伝わり、以後2024年秋までの約1年間で20前後の映画祭に入選するという快挙も達成。
さらに、チャン・ドンゴンとホ・ジノ監督の来日が決定し、11月20日(水)にジャパンプレミアへの登壇が決定。映画公開に先駆け、日本でのプロモーションに臨む。
『満ち足りた家族』は2025年1月17日(金)より全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)