ニューアート・エストウエストオークションズは、現代アートから西洋・東洋美術、ジュエリーや高級時計が揃うオールジャンルオークションを11月30日に五反田で開催する。
ニューアート・エストウェストは、1984年の創業以来、アジアで最も歴史あるオークションハウスとして年5〜6回の公開型オークションを開催している。
出品の主軸はコンテンポラリーアート、モダンアート。その他、アール・ヌーヴォーやアール・デコをはじめとする西洋装飾美術に、日本・中国・韓国などの古書画や陶磁器などの東洋美術、またジュエリーや腕時計など取り扱う美術品は多岐にわたる。
アンティーク時計からは、100年ほど前に製造された「パテック・フィリップ 18金懐中時計」や、ロレックスの「エクスプローラー?16570 パティーナダイヤル」、「サブマリーナ 16800 スターダストダイヤル」といったヴィンテージが登場する。
西洋美術では、ラリックの香水瓶や、デメートル・シパリュスとフェルディナンド・プライスといったアール・デコ彫刻、その他アール・ヌーヴォーのガラス作品を多数出品。日本・東洋美術のジャンルからは、北斎の浮世絵 作品『富嶽三十六景』から『甲州伊沢 暁』や、徳化窯観音坐像といった作品が出品される。
さらにモダン&コンテンポラリーでは、梅原龍三郎、宮廻正明、加山又三、千住博といった近代絵画を中心に今井麗や名和晃平などの現代アートまで、200点以上の絵画や版画、彫刻作品などの多彩な作品を取り扱う。
現在は全ロットを紹介したオンラインカタログを公開しており、作品下⾒会は11⽉27⽇〜29日の期間、東京五反田セールルームで開催される。⼊場無料で、期間中は⾃由に⾒学可能。
なお、オークション参加には事前申し込みが必要。参加申し込み、および事前入札は11月29日の午後6時まで。会場参加の他に、電話入札・書面入札・オンライン入札が可能になる。(安藤美耶)