全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第16戦鈴鹿は野中誠太が僅差で荒尾創大を下し今季4勝目

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2024年11月09日 20:20  AUTOSPORT web

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2024スーパーフォーミュラ・ライツ第6大会鈴鹿 僅差で勝利を飾った野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)
 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第6大会は11月9日(土)、三重県の鈴鹿サーキットで第16戦の決勝レースが行われ、終盤まで緊迫した戦いが展開されるなか、野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)が荒尾創大(HFDP WITH TODA RACING)を下し、ポール・トゥ・ウインで今季4勝目を飾った。

 8時15分から行われた公式予選を経て、当初予定から10分遅れとなる12時35分から行われた第16戦の決勝レース。この週末で最も長い17周で争われる一戦となった。

 晴天のもと迎えたスタートでは、初ポールの野中がしっかりとスタートを決めトップで1コーナーへ。フロントロウの荒尾が続くが、3番手スタートの中村仁(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)の蹴り出しが鈍る間に、5番手スタートの小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)が先行し3番手に浮上する。

 トップの野中はリードを築く一方、2番手荒尾の後方では、小林と中村による激しい3番手争いが、さらにその後方ではケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)と小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)による5番手争いが展開されていった。

 一時は中村が小林に対してサイド・バイ・サイドの戦いを展開するなどバトルは激しさを増したものの、中盤以降は少しずつギャップが広がっていった。ただ、その一方で緊迫していったのはトップ争い。10周を過ぎる頃になると、トップの野中のタイヤが厳しくなりはじめ、少しずつ2番手の荒尾がギャップを縮めていった。

 14周目にはその差は1秒を切り、ファイナルラップにはテール・トゥ・ノーズの戦いになったが、野中は最後までリードを守り、今季4勝目を記録。2位は荒尾、3位は中村とのバトルを制した小林となった。4位は中村、5位はフレデリック、6位は小出という結果に。野中はランキング首位の小出との点差を縮めた。

 マスタークラスは、ポールポジションからスタートしたものの、DRAGON(TEAM DRAGON 324)に先行を許していた清水康弘(GNSY 324)が2周目に逆転。ポール・トゥ・ウインでマスタークラス初優勝を飾った。

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第6大会
第16戦決勝レース結果
Pos.No.ClassDriverCarLapsGridQualify136野中誠太PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC1711'51.30522荒尾創大HFDP WITH TODA RACING1721'51.367338小林利徠斗モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC1751'51.642435中村仁モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC1731'51.61351K.フレデリックPilot ONE Racing with B-MAX1761'52.112650小出峻HFDP WITH B-MAX RACING1741'51.641737古谷悠河Deloitte. HTP TOM'S 32017121'58.55285入山翔IRISアルビレックス-RT1771'53.84098M清水康弘GNSY 3241781'54.0111030MDRAGONTEAM DRAGON 3241791'55.824114M今田信宏JMS RACING TEAM17111'56.7221213M藤原誠TEAM DRAGON 32417101'56.202
天候:晴れ 路面:ドライ
ファステストラップ:野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC) 1'53.103(2/17)

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