新年に挑戦したい! 初心者にも優しい“バレットジャーナル”の始め方が102万再生 「この手帳時間、憧れ過ぎます」「1週間続けられました!」

0

2024年12月01日 20:13  ねとらぼ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ねとらぼ

バレットジャーナル基本の書き方

 少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回紹介するのは2023年7月にYouTubeで話題になった日々の予定や記録をシンプルな記帳法で管理する「バレットジャーナル」の基本の書き方です。動画は記事執筆時点で102万回視聴を突破、1万2000件を超える“高評価”が寄せられています。


【画像】バレットジャーナルの始め方


●バレットジャーナルとは


 投稿者はYouTubeチャンネル「クリームソーダと手帳のある暮らし」のクリームソーダさん。手帳の使い方や文房具の情報などを発信しています。


 バレットジャーナルは、ノートとペンさえあれば、今すぐにでも始められる記帳法。文具好きのクリームソーダさんは、ロルバーンやスイングロジカルWノートなどのリングノートを薦めています。


 リングノートを薦める理由は、大きな書き間違いをしても破ってしまえること。うっかりさんには心強い助言です。他のノートを使いたい人は文字が書きやすい方眼紙やドット方眼紙になっているものが間違いないということです。


 ペンは、ペン先が細めのものを選ぶといいそう。お薦めはジェットストリームとのことです。


 バレットジャーナルは、目次になる「インデックスページ」、半年〜1年後の予定を記入する「フューチャーログ」、今月の予定や目標を記入する「マンスリーログ」、日々の記録やスケジュール管理をしていく「デイリーログ」、人によってあったりなかったりする「コレクションページ」の5つの内容でできています。


●インデックスページの書き方


 インデックスページは手帳の先頭に作り、後から見返しやすくする役割です。まずはページの左上にインデックス(英語でも日本語でもOK)と記入します。


 見開きの右下には「キー」を書いておきます。キーは、この後書いていくマンスリーログやデイリーログで予定やタスクを分かりやすく整理するためのマーク。クリームソーダさんは「・」イベント・タスク、「×」完了したイベント・タスク、「→」延期したタスク、「−」メモに加えて、ハートマークを好きなものと定めて使っていますが、自分にあったものを作ってもいいそうです。


●フューチャーログの書き方


 フューチャーログは未来の予定や目標を書いていくページです。ページの上にフューチャーログと記入し、見開き1ページを6分割して半年分として使っていきます。予定が先まで決まっている人は見開き2ページを使って1年分にしてもいいでしょう。


 6分割の線を引いたら月(動画では7月〜12月)を振り分け、家族や友人の誕生日、学校や職場のイベントなど、すでに予定が決まっているものを書いていきます。書くことがない人はそのままでもいいですし、毎月の目標を書いておくのもいいかもしれません。


 ある程度埋まったら、下の隅にページのナンバーを1、2と記入します。ページナンバーが書けたら一度インデックスページに戻り、フューチャーログが1、2ページにあることを書いておき、この後もページを書き進めたらインデックスに残すようにしておきます。


●マンスリーログの書き方


 マンスリーログには当月の予定や、やりたいこと・やるべきことを書いていきます。左ページにマンスリーログ、右のページにTo doと書いたらページナンバーを振り、インデックスページにも記入します。


 7月のページでは左上に大きく7と書き、その下あたりから日付を縦に書いていきます(小さいノートの場合は2列に)。日付の横には曜日を書き、決まっている予定も記入します。


 日付を書くのが面倒な場合やきれいに書けないという人は、「無印良品」などで手に入るマンスリー付箋を使うといいそうです。


 右側のページには7月の目標ややりたいこと(To do)を書いていきます。クリームソーダさんは「日々感謝して生きる」「資格勉強を本格的にstart!」を大きい目標にして、それに伴う小さい目標も書き込んでいます。


●デイリーログの書き方


 次のページからデイリーログを書いていきます。左上にデイリーログと記入し、ページナンバーを振ってインデックスページにも記入します。


 デイリーログは日々の予定やタスクを書くページで、人によっては1日分を1ページ、半ページとあらかじめ区切っている人もいるとのこと。クリームソーダさんは書く量を気にせず、その都度自由に書いているそうです。


 最初に日付や曜日を書き入れ、予定を書き加えていきます。基本的に何を書いてもいいのですが、インデックスページで定めた「キー」を振って整理するのが唯一のルールです。


 マンスリーログで確認すると、この日はAちゃんとランチに行く予定なので頭に「・」を付けて書き込み、「−」を付けて場所や時間を書いておきます。


 次に「仕事のスケジュールを立てる」「支払いをする」「B社に電話」などのタスクを頭に「・」を付けて書いておきます。


 タスクや予定は朝など早い時間に書き出しておくと量をあらかじめ把握できるのでお薦めとのこと。済んだタスクは「・」を「×」に変えておきます。


 支払いは時間がなくてできなかったので、翌日に延期する「→」のキー、ランチに行ってソイラテがおいしかったのでハートマークで書き残しておきます。


 またB社に電話を済ますと、3日後に会議の時間を作ることになったので、予定としてマンスリーページに書いておきます。


 2日目以降も日付を書き、前日にやり残した事やマンスリーログのチェックをして書いていきます。できたタスクは「・」を「×」に変え、新しく入った来月の予定はフューチャーログに書いておきます。


 ちなみに、仕事とプライベートの予定が混在するのが嫌な場合は、ページを左右に分けて記入することを薦めています。


 バレットジャーナルを始めて1週間が経過。書く内容の量は日によって違いますが、大切なのは続けること。大きなタスクを書き出すことで、付随する細かいタスクを整理できるのもメリットです。


●コレクションページの書き方


 1週間続けてみて、頻繁に登場する項目がありました。それはハートマークをつけたカフェについての内容。そこで、この情報をまとめたコレクションページを作ることにします。


 ページを新しくて上にコレクションページと記入し、自分の好きなものを書いていきます。このとき、インデックスページにも記入しておきます。


 コレクションページは、読んだ本の感想や、かわいかったファッションコーディネートなど十人十色でいいもの。ゆくゆくは宝物のページになりそうです。


 あとはデイリーログの更新を続けて行き、翌月になったらマンスリーログから始めていく流れ。順序だてて説明してくれているので、自分にも始められそうな気がしてきました。


 コメント欄には「バレットジャーナル初めて聞きました」「1週間続けられました」「何からどのように始めれば良いかを実践で見せていただくことで、自分が何をどうすれば良いのかがよおく分かりました」といった書き込みが。「話し方とか声がすてきです」「話し方のペースがとても心地いいです」という感想もたくさん寄せられています。


 クリームソーダさんは、InstagramやX(Twitter)でも、情報を発信中。別の日のYouTube投稿では、ペンの選び方やウイッシュリストの作り方、ほぼ日手帳の選び方や使い方などを見ることができます。


画像提供:YouTubeチャンネル「クリームソーダと手帳のある暮らし」



    ランキングIT・インターネット

    前日のランキングへ

    ニュース設定