日本語対応が待ちきれない! 国内のiPhoneで生成AI活用「Apple Intelligence」を試すための3ステップ

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2024年12月02日 15:01  ITmedia Mobile

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 Appleが10月28日にリリースしたiOS 18.1、iPadOS 18.1、macOS Sequoia 15.1では、同社の最新デバイスの目玉機能となっているAIアシスタント機能「Apple Intelligence」(アップルインテリジェンス)が追加された。その使用感についての情報も、限定的ではあるが徐々にネット上に公開されつつある。今後もOSアップデートに伴い、いくつかの新機能が追加されていく見込みだ。


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 ただし、現時点ではあくまで「β版」としての扱いで提供されている。もし、β版でも、いち早くApple Intelligenceを試したいという場合は、対応デバイスを用意し、所定の手順を踏むことで検証可能になる。本記事では、iPhoneでApple Intelligenceを使うために必要な手順について解説しよう。


 なお、今回紹介する手順は11月中旬に検証した内容をもとにしている。OSバージョンによって、手順や画面表示が変わる可能性もあるので、あらかじめご了承いただきたい。


●(1)対応デバイスを用意する


 現状、Apple Intelligenceを利用できるiPhoneは、2024年に発売された「iPhone 16」シリーズの4モデルと、2023年に発売された「iPhone 15 Pro」シリーズの2モデルに限られる。具体的な機種名は以下の通りだ。


【iPhone 16シリーズ】


・iPhone 16


・iPhone 16 Plus


・iPhone 16 Pro


・iPhone 16 Pro Max


【iPhone 15 Proシリーズ】


・iPhone 15 Pro


・iPhone 15 Pro Max


 Apple Intelligenceを検証したい場合は、上記の端末を用意する必要がある。なお、今後追加される「Visual Intelligence」という、競合でいうところの「Googleレンズ」のような機能は、どうもiPhone 16シリーズで追加された新ボタンの「カメラコントロール」を駆使することが前提になるようだ。もしApple Intelligenceの検証を目当てにこれから端末を新調するのであれば、最新世代の端末を用意した方が良いかもしれない。


●(2)言語設定を変更する


 Apple Intelligenceを利用するには、端末とSiriの言語設定を米国英語に変更する必要がある。まず「設定」アプリから「一般」をタップし、「言語と地域」の欄にて、優先する言語を「English(US)」に変更しよう。


 続いて、同じく「設定(Settings)」アプリにある「Siri(Apple Intelligence & Siri)」の項目をタップし、「言語(Language)」の欄を「英語(アメリカ合衆国)(English(United States))」に変更しよう。


 なお、言うまでもないだろうが、端末の表示言語が全て英語になるので、英語表記に苦手意識がある人は注意してほしい。


●(3)Apple Intelligenceのウェイトリストに登録する


 先述の手順と同じく、「設定(Settings)」アプリの「Siri(Apple Intelligence & Siri)」の画面を開いた状態で、最上部に「Apple Intelligence」の欄が表示されているはずだ。ここに表示される「Join the Apple Intelligence Waitlist」をタップし、次画面にて「Join Waitlist」のボタンをタップしよう。


 この状態で、しばらく待つとApple Intelligenceを有効化できるようになる。跡は説明画面に表示される内容を確認しつつ、画面指示通りに操作を進めればApple Intelligence関連の機能が使えるようになる。



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