東京メトロは11月28日、生成AIを搭載した利用客向けチャットボットのサービスを開始した。事前に用意されたFAQ以外の質問にも生成AIが公式情報などをもとに回答できるようにし、利便性の向上につなげる狙いだ。
【画像】AIでどんな問い合わせ対応が可能になった?チャットボットの利用イメージはこちらから(計2枚)
同社では年間、約25万件の電話と約10万件のメール(うち9万件が忘れ物、1万件がその他の問い合わせ)に対応している。
これまでもWebサイト上でチャットボットサービスを提供していたが、これは利用者が質問を入力すると、類似するFAQとあらかじめ用意された回答が提示されるというもので、その他の質問には十分に対応できていなかったという。
新たに開始するチャットボットサービスでは、該当する質問がない場合、生成AIが公式Webサイトなどの情報をもとに、適切な回答を生成する。生成された回答と合わせて、出典元となる公式Webサイトのページへのリンクも示すようにする。
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忘れ物に関して、これまではメールで問い合わせを受け付けていたが、チャットボット上で忘れ物の特徴を入力できるようにした。
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