がんの化学療法を終えたことを9月に発表した英王室のキャサリン皇太子妃(42)が3日、夫ウィリアム皇太子(42)とともに、国賓として英国を公式訪問したカタールのタミム・ビン・ハマド・サーニ首長とジャワハー夫人を出迎える行事に参加し、復帰後最大の公務に臨んだ。
キャサリン皇太子妃は、ワインレッドのコートにそろいの帽子を合わせ、胸元には亡きエリザベス女王のパールのネックレスを着用するエレガントな装いで登場。その後、首相夫人をエスコートしてロンドン中心部のバッキンガム宮殿に近い閲兵場に移動し、歓迎式典に臨んだ。
閲兵場ではチャールズ国王が出迎え、馬車でパレードに参加。その後は宮殿で昼食会が行われた。
今年3月にがんと診断されたことを公表して治療を続けてきたキャサリン皇太子妃は、治療が終了したことを報告して以降も完全復帰とはいかないものの徐々に公務に復帰している。
11月9日と10日には2日間に渡って戦没者追悼式典に出席したが、19日にバッキンガム宮殿で行われた外交団レセプションへの参加は見送っていた。また、3日夜に開催された晩さんも欠席した。
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公の場に登場する機会が増えたことで順調な回復を見せているとみられる皇太子妃は、次は6日にウェストミンスター寺院で行われるクリスマス・キャロル礼拝に参加することが発表されている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)
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