近畿地方では、この先一週間は気温が平年並みか平年より低い日が多いでしょう。特に、寒気の流れ込みが強まる8日(日)は年末年始のころの寒さになり、北部や山沿いを中心に雪の降る所がある見込みです。
●8日(日)にかけて寒気が流れ込む 北部では平地でも雪の所も
日本付近は、8日(日)にかけて冬型の気圧配置が続き、近畿地方は寒気の影響を受けるでしょう。
北部では、雨の降りやすい天気が続く見込みです。
中部と南部では、晴れたり曇ったりの天気で、にわか雨の所がある見込みです。
特に、寒気の流れ込みが強まる8日(日)は、北部では平地でも雪の降る所があり、中部と南部では山沿いを中心に雪の降る所があるでしょう。内陸部や標高の高い所を中心に、うっすらと積雪する可能性があります。
気温が上がりにくく、日曜日は年末のころの寒さになるでしょう。乾いた季節風が強まり、数字以上に気温が低く感じられそうです。
●来週後半(11日以降)も強い寒気
近畿地方では、週明けはいったん寒気の流れ込みが弱まり、10日(火)は北部でも晴れ間が広がるでしょう。
その後は強い寒気が流れ込み、北部を中心に雨の降る所がある見込みです。山沿いでは、雪が交じる所もありそうです。
気温は平年並みか平年より低く、特に12日(木)の昼間は10度に届かない所があるでしょう。朝晩は、霜が降りたり路面が凍結したりする所もありそうです。
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●路面の凍結に注意
雪や雨が降って濡れた路面は、気温が下がると、凍結してしまいます。中でも、路面の凍結に注意が必要なのは、次の4か所です。
(1)橋や歩道橋の上は、地面の熱が伝わりにくく、風通しが良いので、凍結しやすくなります。特に、ふぶいている時は、他の所よりも風が強く、視界が悪いうえに、凍結しやすいので、かなり危険です。
(2)トンネルの中と外では、路面状態が大きく違うことがあります。トンネルの出入り口では路面の凍結により、急にハンドルを取られないよう、十分、スピードを落として運転しましょう。
(3)交差点やカーブも、近づく前に、十分にスピードを落とすことが大切です。ハンドルを切ったまま、ブレーキを踏むと、とても滑りやすくなります。また、加速する時も、交差点やカーブを曲がり切ってから、アクセルを踏みましょう。
(4)日陰は、いったん路面が凍結すると、完全にとけるまでに時間がかかります。建物の北側など、日陰になりやすい道を通る際は、十分にお気をつけください。
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